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2008年5月 2日 (金曜日)

V/Uアンテナの引っ越し

Whip_setup_2008ベランダにはV/UとHFの2本のアンテナが設置してありました。実はアンテナの間隔が1m程度で、双方に影響がでていました。

ベランダの西端にV/Uアンテナを設置していましたが、部屋が南西の角部屋ということもあって、北方面へのパスを確保するため、HFのアンテナを西端に移動して、突き出しエレメントの突き出し方角を南から南西へ変更しました。

HFアンテナに場所を譲ったV/Uのホイップは取り外したままだったのですが、今回ベランダの東側へ設置しました。HFのアンテナから3m程度離しています。
本当はもう少し距離を取りたいところですが、なにせ狭いベランダですし、隣室のベランダとも適度な距離を空ける必要があります。

今回は以前製作した円錐形ラジアルを復活させました。引っ越しの時に捨てようかと悩みましたが持ってきて良かった。
マストには38Φ60cm長のステンレスパイプを使いました。
ステンレスパイプとラジアルは電気的に絶縁されています。

ホイップはマルドルのAX-75にしました。取り付け位置がベランダの内側に入っているため、ベランダ天井とのクリアランスの関係で短めにしました。

同軸は10D-FBを5mでIC-7000に接続しています。同軸の給電点にはTDKのパッチンコア3035-1330を10個直列に入れてあります。
でも、金属パイプの中なので効果の程は??それともステンレスパイプは非磁性体なので関係ないのかな?まぁ、最悪でもアッテネーター・・・ってことはにはならないでしょう。

円錐ラジアルがベランダ柵の上に飛び出ていますが、位置が内側に入っていますので、下から見上げる状態では柵の影に隠れてしまい、あまり目立ちません。
(そりゃ、水平方向から見ると良く見えますが・・・)
ホイップは建物の外壁に合わせてオフホワイトと焦げ茶で塗って目立たなくしてあります。

マストの取り付けにはマスプロのマスト固定金具(BMK32A-P)を使いました。これ、スグレモノです。
非常に簡単に、且つ建物を痛めることなくマストを取り付けることができます。
アパマン局に激しくオススメします。
Maspro_bmk32ap
固定金具は最大で32Φのマストまでで、38Φだと付属の金具ではボルト留めできません。
そこで急遽プレートに有り合わせのモノを使っています。お恥ずかしい・・・・。
後日、鉄板製のプレートを購入して交換します。

ベランダ柵から円錐ラジアルが顔を出すようにしたので、給電点は柵上15cm程度となってマスト長が60cmでは少し短く、ご覧のように固定金具の間隔が20cm程度になってしまいました。
まぁ、上が軽いので問題は無いと思いますが、固定金具の間隔は40cm程度は欲しいですね。
給電点のパッチンコアの件もありますので、マストは以前使っていたグラスポールを80cmにカットして取り替えるつもりです。

取り付け直後の使用感ですが、以前のモービル用の5D-QEFV 3.5m+引き込みケーブル0.5mの全長4mのケーブルとの比較になります。
円錐ラジアル効果は以前経験済みですが、その時よりも効果がある感じですので10D-FBでロスが減った分でしょう。
特に430では改善が顕著で、弱いながらも多数の局が聞こえるようになりました。

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