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2008年6月28日 (土曜日)

IC-7200のDSPはBF-532

IC-7200のDSPチップはADSP BF-532SBSTZ400であることがCQ誌7月号の広告で説明されています。写真のキャプションにSBST2とあるのは誤植でしょう。チップの名前と異なっていますし、そのような品種は存在しません。

BF-532といえばIC-7000で2個を並列化して処理能力を上げて使っていたDSPです。IC-7000ではBF-532SBBCZ400でパッケージが異なります。
実はデイトン情報でBF-532が1個との情報があったのですが、BF-532 1個で大丈夫なのか疑問があったし、展示品と量産では異なることもありますので、記事にしませんでした。
でもCQ誌に写真入りで紹介、いわば公式発表ですからBF-532x1は確定でしょう。

ICOMのDSP処理は、BF-532 1個でも十分賄えるようです。既にバーテックススタンダードはFT-450でBF-531 1個で実現していますからね。
IC-7000はビデオ処理が負担だったのですかねぇ・・・。確かにノッチとかの機能がIC-7200では減っていますので、そぎ落としている感はあるんですが・・・・。

もっとも、最近のICOMさんの無線機はDSPのアルゴリズムがどんどん洗練され、従来では無理だったことがアルゴリズムの改変でできるようになっているように感じます。

スプリアスとかキャリアサプレッションなど、DSPフィルター特性のスペックをみる限りIC-7200はIC-7000は同じレベルに見えます。

IC-7700もIC-7800では別々だった送信と受信が1個のDSPで処理していますが、DSPの処理能力は25%程度のアップとのこと。
IC-7800は贅沢に使っているとしても、7700でそれなりに効率的になっているのは間違いないでしょう。

それにDSPではありませんが、FMモードが無い・・・ということは、ルーフィングフィルターはFMを考慮した15Khzではなく、もしかすると6Khzかも知れません。
もちろんAMの8Khz帯域を考えると・・・その可能性は低いけど、もしかして新しい9Khzなんてことは・・・ないかな?

それとICOMのサイトでは一度IC-7200の詳細情報が掲載されましたが、今はアクセスできません。発売前になにか重大な変更があったのかもしれません。
雑誌の広告だけ「修正が間に合わなかった」というオチの可能性も多少ですが、残っていると思います。もちろん、単に「公開しちゃった・・・」だけかもしれませんけど。
ICOMのサイトにIC-7200の情報が再度掲載されたら中身に要注意ですね。

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