コメット SS910
CQオームの大売出しでコメットのSS910 144/430デュアルバンドホイップを購入しました。SSシリーズはスリムホイップで、長さも色々と選べます。
中でもこのSS910は長さと性能のバランスが優れているとの巷の評判です。
僕の設置環境では、ベランダから張り出していないため、1m程度でベランダの天井スレスレになります。
1.3m程度までは上の階に突き出たりしませんが、構造物から10cm程度のクリアランスしか取れない状態なんです。
現在使用中のホイップは1.1m程度ですので、90cm程度のホイップを探していたところです。
■利得:2.15dBiノンラジアル、5.5dBiノンラジアル(430MHz) ■耐入力:80W
■全長:約91cm ■重量:約106g ■接栓:M形
性能としてはこの長さでは一般的なホイップですが、軽量でエレメントも細く目立ちません。ブラックタイプではない通常品を購入しましたが、例によって黒色に塗装して使っています。
早速ベランダのラジアルベースに取り付けてみると、建物との干渉も以前よりも少なく「見た目」は良さそう。
地上から見ても、エレメントが細くなったためか、以前よりも目立ちません。
早速、色々な周波数をワッチして他のアンテナと比較作業に入りました。V/Uは昼と夜で信号強度が変わるので、時間を変えて何回か計測してみました。
比較したのはAX75、SG7100R、ロケットの1.1m、SBB2です。現在と設置条件は異なりますが、幾つかのアンテナは以前に比較しました。
今回購入したSS910は70cmクラスのAX75やSG7100Rよりも144/430双方で好成績。ロケットの1.1mでも144は同等、430はSS910が上回ります。
SS910 中々の好成績です。
本来はエレメントが長い方が有利なハズですが、やはり建物との干渉でロケットの1.1mホイップは本来のポテンシャルが発揮できていない様子。特に430はホイップの先端部分から輻射するように通常は作られていますので、先端部分が建物に干渉している影響は大きいようです。
SS910は短いことで、建物とエレメントの干渉が少ないことが430で有利になったと推測しています。
僕は144メガのSSBに出ることが多いので、どちらかといえば144メガの性能重視です。430メガだけだったらSBB2ですね。
SBB2は短いけど430では倍の長さのアンテナに近い性能を持っています。そのかわり144は1/4λでラジアルが必要です。
今日から始まるフィールドデーコンテストは自宅からこのSS910+自作ラジアルで各局の信号を聞いてみようとおもいます。
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