74HCU04と74AHCU04
74HCU04はポビュラーなICで色々な回路で使われていますが、S/P DIFなどのデジタル出力回路でも良く使われているようです。
共立のデジタル出力キットにも使われています。
デジタル出力キットを組み込んだマイクプリは、通電して数日して落ち着いてきた感じです。音も以前よりもメリハリがでて低域のカブリも減っていい感じになっています。
じゃぁ74HCU04を高速板Hexインバーターに換えたらどうなるのか?という疑問が沸いてきます。それにHexインバーターICは最初からDIP14Pinのソケット仕様ですからね。
ということで、デジタル出力キット完成直後に注文してあった74AHCU04が届きました。
本当は74VHCU04のDIPパッケージも欲しかったけど、見つからず。逆にSOPでも入手困難だと想像していた74AHCU04のDIPパッケージが入手できました。
早速、デジタル出力部の74HCU04を74AHCU04に取り替えてみました。両方ともTIのSN74シリーズなのは単なる偶然。
比較するには良かったかも・・・・。
交換直後の出音で感じたのが「低域が綺麗」ということ。
HC04を使ったデジタル出力部に取り替えて格段に良くなった低域が、更に見通しが良くなったような感じ。
全体的にはHCU04の時のエネルギッシュな感じから、大人しくなったように感じますが、細かなディテールがでているようです。
う~ん。音の変化はダイナミックマイクがコンデンサーマイクに近づいた感じと表現すれば良いのでしょうかね。
もっとも使っているPR-40はもともとダイナミックマイクとしてはかなりコンデンサーマイクに近い感じがしますけどね。
デジタル出力部を取り替えた時は電源回りのコンデンサーのためか、数日間で音が少し変わりましたので、今回も数日程度は様子をみてみます。
たぶん、数日間通電したら元へ戻るなんてことはなくて、更に高速化した時の特徴がでてくるように予想・・・・いや、期待しています。
いゃぁ、デジタル部分でも色々と楽しめるのですねぇ・・・。オペアンプと違って数十円で音の変化が楽しめるので気楽です。
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