デジタルアイソレーター DSIX その2
お手軽アイソレーターですが、組み立てて自作のマイクプリのデジタル出力とエフェクターの間に入れたのですが・・・・動作しません。
なんせ苦手なSOPですから「あ~、やってもうた・・・」と思って回路図と基板見比べて何度も確認・・・。
問題ありません。
ならば・・・・と、自分で回路を変更した部分をオリジナルの回路にしても・・・・動作しません。
こりゃCMOSのチップを飛ばしてしまった・・・のかな?と週末から落ち込んでいました。でも、諦めきれずに日を空けて冷静になったところで再度確認してみました。
やっぱりダメ
う~む。
もしかして、自作マイクプリのデジタル出力部分には変なフィルター入れてあるので、波形がなまったりしているかも・・・・ということで、マイクプリの後ろに入れてあるエフェクターのデジタル出力に入れてみました。
するとマイクプリのデジタル出力では動作しなかったDSIXが一発で動作するではありませんか
それから色々な機材のデジタル出力部分に挿入してみましたが、どうもアイソレーターを入れる場所によって動作したり、しなかったり・・・ということになっているんです。で、マイクプリのデジタル出力は動作しないのです。
う~ん。
自作のADコンバーターのデジタル出力部分にはローパスフィルターが入っていますので、そのフィルターが悪さをしているのでしょうか?
ただ、それなら他の機材との組み合わせでも動作しないケースがあるのはなぜ??ということで原因が良く分かりません。
色々と試してみて、このDSIXは入力信号にかなりクリチカルな印象を受けましたが、本当のところは判りません。
オシロで波形でも見れればいいのですけどね。テスターだけでは・・・。以前から安いオシロが欲しいとは思っていたのですが、ハムフェア辺りで買っとけばよかったかな?
動作しないのではテストもできませんから、取り敢えず動作する場所で無線機に一番近い所に入れてテストしてみました。
DSIXを入れると確かに音の解像度があがります。が、微妙な効き方でマイクプリのカップリングコンデンサーを普通の音響用からASCに変えた時の方が解像度の変化は大きいです。
したがってコストパフォーマンスは微妙・・・・です。
でも、僕の場合はカップリングコンデンサーも解像度が高いものを選んでいますので、更に高解像度にするという意味では効果はありました。
まぁ、矩形波の立ち上がりをほんの少し鋭くした程度ですから、こんなモンでしょう。でも狙い通りの方向へ変化したことは間違いありません。
それによく考えたらDSIXで「へぇ~」って位変わったのではデジタルの意味が無いですよね。
DSIXは音質の改善にはなったものの、当初狙ったマイクプリの出力には入れられない状態で、もう一つの目的であるノイズ対策は以前ローパスフィルターです。
マイクプリのデジタル出力部分で怪しい(僕が付け加えた部分)のはノイズ対策で追加したローパスフィルターですから、ローパスフィルターを外して、代わりにDSIXを入れて動作確認(とノイズ確認)してみることにします。
でも、取り敢えずにしろ、動作してヨカッタ。
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