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2008年10月12日 (日曜日)

蓑虫クリップジャンパー線の断線

ちょっとした実験や配線の事前確認用として両端に蓑虫クリップの付いたジャンパー線を使っています。
写真は10年以上前に秋葉原のガード下のお店で購入して、現在でも利用しているものです。
Jumper
先日、S/P DIFの出力基板を実験していた時のことです。
2電源と入出力+αの配線で殆ど全部のジャンパー線を使って接続し、テストしてみると動作しません。

焦って配線や基板の部品や配線も何回確認しても間違いはありません。
素子が壊れてしまったのかと思いつつ、そんなに半田ごて当てたわけでも、コテ先にACがリークしているわけでもないのでちょっと自信喪失。

スゴスゴと基板や電源などを全部片づけて、リビングでコーヒーを飲みながら落ち着いて考えてみました。
考えてみても、特に原因らしきものは思い当たりません。基板やハンダ付けは何回も確認済だし・・・・。

「変だなぁ~~~~」って思って、もう一回試してみることにしました。

一度片づけた机の上に基板やら電源を用意して蓑虫クリップで配線してテスト。
今度は一発で動作。

動作したのはとても嬉しいのですけど、前回のテストから何も変えていません。どうして前回がNGで今回がOKなのか・・・・。

基板と部品の接触不良かも・・・・と基板を指で軽く弾くと・・・・見事に接触不良のようです。
で、どの辺りなのかを色々と調べてみると・・・・基板ではなく、蓑虫クリップなんです。
蓑虫クリップを動かすと、動作したり・しなかったり・・・・。

蓑虫クリップは古いですが、ビニール袋で保管しているため、錆びもありません。念のためテスターで導通を確認すると、動かすと導通したり・しなかったり・・・・。
もしや・・・・とゴムのカバーを外してみると、蓑虫クリップと配線の接続部で、配線の被服がくびれています。

内部の配線だけ断線??

くびれた部分をカットして、クリップに配線をハンダ付けすると・・・先程の症状は消えました。
あわてて、他の配線も確認すると他にも1本同じ症状のものが見つかりました。

最近実験していて、動作しなかったり、安定しない(実験の結果が異なる)のは、どうやらこの蓑虫クリップの半断線にあったようです。
見つかって良かった・・・のですが、今まで安定しないので結構悩んだことがあったのは、コイツが原因だと思うと・・・・。

油断しました。こういうツールは定期的に確認しないとダメですね。もっとも10年以上も経過しているし、断線するのはクリップとのハンダ付け部分ですから、もっともアブナイ場所です。
確認を怠った僕が悪いのですけど・・・・。

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