FT-817用INRAD 2.9Khzフィルター
暫くぶりにINRADのページを見ていたらコリンズのメカニカルフィルターの2.9Khz版がラインアップされていました。
FT-817ND入手時にはINRAD #706E 2.6Khzフィルターが一番幅広だったので、現在はオプションフィルターに#706Eを入れて使っています。
2.6Khz幅とはいえ、内蔵のセラミックフィルターよりもパスパンドがフラットですし、幅も広いしで実際の運用時には不満はありませんが、モニター用としてはチト帯域が足りませんでした。
実はメカニカルフィルターを使うのは今回が初めてでした。使ってみてわかったのですが、omの方々がおっしゃる通り、メカニカルフィルターはクリスタルフィルターよりも受信音も自然です。
恐らくパスバンドのリップルが殆ど無いことや群遅延特性などが異なるからなのでしょうけど、なかなか味わいのある音でDSPとは一味ちがって、なかなか味わいがある音なんです。
今回の2.9Khzの#726は#706と同じ8ポールですから、シェープファクターも1.8程度で、混雑しているバンドやコンテストではチト辛いですが、僕の場合、817は空いているバンドでしか使いませんから問題ありません。
やっぱりHi-FiなSSBをワッチするためには現在の2.6Khzではやや狭く感じることもあって、現在の#706Eと入れ換えるつもりで2.9Khzの#726をINRADに注文しました。
金曜日に成田に到着しているようですから早ければ、この週末に届くかもしれません。
#706Eでも結構いい音を聞かせてくれたので300hzも広い#726だとさぞかしいい音がするのではないかと、今から楽しみです。
■追記■
フィルターの群遅延特性についてちょっと調べてみましたが、やはりメカニカルフィルターはクリスタルフィルターよりも群遅延特性が優れており、かなりの差があるようです。
なるほどなぁ~。
モニター機はフィルター無し(あはは)か、DSP。もしくはメカフィルってことだなぁ・・・。
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