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2009年1月 9日 (金曜日)

4:1小型バランの製作 その1

FT-817とZ-817で使う4:1バランとしてTV用の4:1バランを流用することができましたが、残念ながらローバンドでSWRが悪く、ロングワイヤーが活躍する(?)7メガでは0.5W程度でしか使えません。
ロングワイヤーとATUの組み合わせはローバンドでこそ使う機会が多そうなので・・・・ちょっと残念。

問題はコアの材質のためかローバンドでSWRが悪いこと、コアが小さすぎるため耐電力が低いことの2点。
この問題を解決できればそれなりに小さいコアでもQRP用の小型軽量バランになりそうです。そこで手持ちの一番小さいTDKのZCAT1518-0730を使って小型の4:1バランを試してみることにしました。
Zcat15180730
Zcat15180730_freq
このパッチンコアは入手が容易なため、コモンモードフィルター用として買い置きしていたものです。@250円程度で入手できます。

辺りを見回すとテスト用の蓑虫クリップ付のコードが細くていい塩梅です。早速2本を軽く縒って5回巻で作ってみました。パッチンコアですから巻くのは簡単。
まぁ、とにかく、このちっこいパッチンコアがバランとして使い物になりそうか、試してみないことにはね。

41bulun
両端の黄色と黒をGNDへ、余った黄色と黒を200Ωの抵抗に接続、黄色をホット側としてSWRを調べてみると・・・・なんと1.8-7MhzはSWR1.0sign03
「バラン作るのって簡単だなぁ」なぁーんて言いたくなってしまうような結果に驚きました。

SWRは10Mhz付近から周波数と連動して上昇しはじめ、28MhzでSWR1.6、51MhzではSWR2.0でした。どうやらこのコアはバランに使ってもHFでは問題なく使えそう。
小電力用の狭帯域バランなら作るのは簡単なんですね。でも大電力用や広帯域のバランは難しいのでしょうね。

5回巻きでは巻数が少ないかも?と思い、6回巻きにしてみました。上の写真は6回巻の状態。
巻数を増やすと周波数の低い方のSWR特性が良くなる・・・・って想像していましたが、結果は逆でした。
6回巻だと周波数が高い方のSWR特性が少し改善され28MhzでSWR1.5、51MhzでSWR1.7になりました。

先日の実験でSWR2.0だと損失が増えてコアが極端に発熱することが分かりましたので1.8~50MhzまでSWR1.5以下に納めたいところ。もう少し広帯域になるように改善する必要があります。

今回はアタリを付けるためラフに試作しただけですが予想外に良い結果となりました。
ということでFT-817とZ-817用の4:1小型バランをマジメに作ってみることにしました。

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