RSDA302PとLME49710相性バッチリ
昨年暮れにRSDA302Pのライン入力バッファのオペアンプをLME49710に変更しましたが、その結果をご報告。
結論 とってもワイドでしっかりした音がでてきます。
低域も非常にタイトでブーミーになりません。中高域もいいバランスで音がでて、全体的にフラットで広帯域に聞こえます。
艶かしさの点ではOPA627BPに譲りますが、テレビの番組や映画・ドラマというソースを考えるとLME49710の方を好む人の方が多いのではないかと思います。
それにしてもLME49710はエージングに時間かかりますねぇ~。年末の29日から電源入れっぱなし状態ですが「あれ? やっぱいいじゃん」って思ったのは先週です。
ドラマとか映画の効果音には結構重低音が含まれているんですけど、その重低音がいままではちょっとボヤけた感じで聞こえていました。
LME49710は非常にタイトな感じでブンッって感じでハギレ良く聞こえます。
先週くらいから、映画とかドラマ、CM見ている時の音楽や効果音を聞いて「!」とか「♪」って感じることが急に増えました。
低域に関してはOPA627BP程ではありませんが、OPA627AUと同等かやや強い印象があります。
低域についてOPA627はイコライジングしたような感じなんですが、LME49710は下限再生周波数を下に伸ばしたような感じ。
全体的にはOPA627は響くような感じもあって「いい音」にしてくれる感じなんですが、LME49710はモニター的な感じで無色透明。入っている音がどこまでもそのまま出てくるような感じ。
ただ、本領発揮までに長い時間が必要なので、忍耐(?)が必要ですね。とっかえひっかえしてはLME49710の良さを味わうことはできないと思います。
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コメント
>それにしてもLME49710はエージングに時間かかりますねぇ~。年末の29日から電源入れっぱなし状態ですが「あれ? やっぱいいじゃん」って思ったのは先週です。
おお、本来の音が出るには2週間以上も掛かるということですか。 こちらは、2日くらいで見切りをつけてしまいました。 大器晩成型のOPアンプもあると言うことですね。
”即醸”タイプのBBばかり使っていると、コストパフォーマンスに優れた”逸材”を逃すことになると言うことですね。 参考になりました。 カムサハムニダ(なんのこっちゃ?)
投稿: JA1BBP 早坂 | 2009年1月24日 (土曜日) 20時08分
早坂さん
そうですね。LME49710は数日エージングして普通に感じたので一度×印付けたのですが、他の代わりにたまたま入れておいたら一週間以上してから化けた・・・・というのが真相です。
まぁ10日(連続・240時間)は待った方がいいと思います。伸びやかな高域と自然な低域はクラシック系にはとても合うのではないかと思います。
なんせ無色透明ですからマイクプリアンプなど本来は色付けを嫌う部分にはピッタリだと思います。
ちょっと高いですが、コストパフォーマンスは2604よりも上ではないかと感じています。
投稿: JI1ANI 福井 | 2009年1月24日 (土曜日) 20時19分