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2009年2月16日 (月曜日)

AD変換基盤PCM1804のクロック安定化(その3)

AD変換基盤PCM1804のクロック安定化も発振基盤が動作して、本体への組み込みだけです。
PLL1707への外部クロックの注入方法は仕様書に記載されています。
Pll1707_osc
コンデンサと水晶を取っ払ってXT2をオープンにして、XT1端子にTCXOからの27Mhzを入れてあげれぱ良いようです。
配線は水晶用のランドや既存のスルーホールが使えそう。そうすると特にパターンカットも不要です。

TCXO基盤はAD変換基盤に載せることにしましたが、適当な場所がありませんので、電解コンデンサの上にしました。
ちょっと不安定ですが、電源とアースの配線もあるので大丈夫でしょう。
Ad_kiban_w_tcxo
他のネット上の改造記事では発振器の出力を普通の単線などで適当に引っ張り回しているのを見かけます。
発振器の出力インピーダンスは50Ωなので今回は手持ちの1.5D-2Vで配線しましたが、太くてとりまわしが良くありません。もっと細い0.8D-2V辺りが良さそうです。
3.3VとグラウンドはAD変換基盤の空きランドを流用して配線しました。今回の改造で一番面倒なのは水晶とコンデンサー2個の取り外しです。

完成してから一服して気分を落ち着け、再度電源ラインを中心に配線を確認してから電源スイッチをオン

祈るような気持ちでマイクプリアンプに接続した機材のデジタル入力ロックランプを注視していると・・・・

へへっ。成功です。
マイクを接続してテストすると音声と連動して7800のパワーメーターが動きます。どうやら一発で上手く動作しているようです。

いつものように、IC-7800はダミーロードに接続して、IC-756Pro2で自分の変調をモニターしてみます。
「わん、つ~、すりーー」

「ちがぁ~~~~う」

気のせいではなく、自分の声が今までよりもスッキリ・クッキリして聴こえます。
もちろん、実際の交信では無線でわかるか、わからないようなレベルでの変化なんですが、以前よりも声の細かいニュアンスがより出るようになったのがわかります。

これオーディオだったらスピーカーケーブル交換した時の5倍くらいの変化ですよ。このチューニングは改造としては簡単な方ですし、音を好みではなくて本来の音に近づけるチューニングなのでオススメです。

クロック改造後にローカル局に変調を聞いてもらいましたが「よく分からない」とのこと。やっぱり実際の交信ではわからない程度の変化みたい。
でも、自分でモニターしてはっきり分かりましたので、今回のチューニングには満足しています。0.5点くらい(by JA1BBP)の向上でしょうかね。でも、こんな感じの積み重ねが大切なんですよねぇ・・・。

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コメント

ほお~。 更にマニアックな領域に足を踏み込んでいますね。つられて入っていってしまいそう

>でも、こんな感じの積み重ねが大切なんですよねぇ・・・。

その通りだと思います。レベルが高くなるほど改善しろが減ってゆくので、同じ1点を持ち上げるにしてもそれに必要な労力たるや大変なものなりますよね。
最後は、財力、時間もさることながら『好奇心』とか『情熱』がものをいうかと思います。

クロックかあ....。
嗚呼、オーディオ無間地獄からの誘いの声が....

投稿: JA1BBP 早坂 | 2009年2月17日 (火曜日) 12時15分

大魔王さま
やはりデジタル信号の基準となるクロックは重要でございます。
クロックの改良は音質「全体」を向上させるので、1ランクアップという感じです。
腰が下がるとか上がるとか、ヌケとか厚みのたぐいとは一切無関係です。
強いて似たような表現をさがせばサンプリング周波数を高くしたような効果があります。
お化粧ではなく、体の内側から美しくなる(???)ような感じ。

これはオススメのチューニングですが、ポイントは位相ノイズです。
なんのことはない、無線機で言えば局発の信号のピューリティーを向上させるのと同じですよ。

投稿: JI1ANI/福井 | 2009年2月17日 (火曜日) 23時14分

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