ルビジウム原子発振器 LPRO-101(その1)
ルビジウム発振器と言えば、少し前はHPの放出品が有名でしたが、最近ではオークションでも見かけなくなりました。
昨年あたりからEFRATOM/DATUM LPRO-101が出回り始め、今年に入ってから価格的にもかなりお得感がでてきました。
IC-7800には外部基準信号として10Mhzを入力することが可能で、ここに高精度のルビジウム発振器からの基準信号を入れると、自分の運用周波数に自信を持って運用することができます。
僕は測定器はテスターだけだし、ルビジウム発振器はアマチュア無線機以外に使い道はないので「贅沢かなぁ~」って思っていたんですが・・・・・EFRATOM LPRO-101購入しちゃいました。
左側の箱が今回購入したルビジウム原子発振器LPRO-101です。DC24V出力のスイッチング電源(TDKラムダ HWS-100/24HD)を繋いで動作確認中。
このLPRO-101はセシウム発振器やGPSでロックした測定器でmHz単位まで合わせてあるとのこと。
マニュアルを読んでピン配列を何回も確認して、電源と出力をコネクタで接続してスイッチオン
10.000.000hzに合わせたIC-7800からピーという発信音が聞こえて一安心。すると噂(?)通り周波数がドリフトしはじめました。
通電後5分程度でオーブンが温まるようで、周波数がHzの単位では安定します。
マニュアルによれば通電後一時間程度でほぼ安定動作するようなんですが、Hz以下の単位での変動はIC-7800で信号を受信してても判りません。
ルビジウム発振器を数時間通電した後に、とりあえずIC-7800の周波数を校正しました。調整後のIC-7800のREF Adjustは39%となりました。
先日の校正では41%でしたので誤差は約1Hzまで追い込めていたようです。
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