UA-4FXをVistaで使う
最近のマザーボード付属のHD Audioは以前のAC97と比較すれば進歩していますし、頑張っているんですが・・・・
ラインアウト端子にボーズのM3を繋いでメディアプレーヤーで取り込んだCDを聞いてみると、音が薄っぺらなんです。
USB接続などのPC用オーディオ機材はVISTA環境ではまだまだドライバーが無い機材も多いのですが、サウンドブラスターで有名なクリエイティブと日本のエディロール(ローランド)は現行の殆どの製品がVISTA対応のドライバーを用意しています。
僕はサウンドブラスターのライン出力の音はイマイチ好きではありません(好みの問題で他の理由はありません)ので、手持ちのエディロールのUSB接続のUA-4FXをインストールしてPC用として聴いてみました。
VISTA用ドライバーはエディロールのホームページで公開されています。
UA-4FXは発売後に購入したのですが、先日まで使っていたPCIバス接続のサウンドカードCardDeluxeのD/Aコンバーターが素晴らしいため、ずっとお蔵入りになっていました。
UA-4FXは発売後、結構たちますが性能的には今でもトップクラス。
最近では各社が取り組んでいるクロックのジッター対策をエディロールとして最初に取り組んだ製品です。
ドライバーインストール後にPCにUA-4FXを接続すると何事もなく認識されて使える状態になりました。
早速UA-4FXのLine OutにM3を接続して聞いてみると・・・・・・もう出音で音が全然違います。
UA-4FXの圧勝
外付けUSBタイプですから、そりぁオンボードのサウンドチップと違ってS/Nの点でも有利なのは理解しているんですが、それにしても違いすぎ。
女性ボーカルの艶、音の透明感、柔らかさ、どれも全然違いますわ。
このUA-4FXはどちらかと言えば落ち着いた音で、しっとりと聞かせるタイプ。今まで使っていたCardDeluxeはプロのモニター用・・・って感じの音。
以前はUA-4FXの音がちょっと寝ぼけた感じに聴こえたのですが、なかなか聴かせてくれます。
今回の比較でなんつーか、UA-4FXの方が基本をきちんとやっている・・・って感じがしました。オンボードチップはDSP処理で色々と音をいじっていて、いい音になるように頑張っているようなんですが、悲しいかなアナログ部分が貧弱なんですね。
UA-4FXにもDSP処理による色々なエフェクト機能があって真空管モデリングが有名ですけど、今回はなんも処理しないで聞いています。暫くはこのセッティングで聞いてみようと思います。
でも電源がPCからUSBケーブルで供給されていますから、これを別電源にすると・・・・一皮ムケた音が出そうですね
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