10Mhz基準周波数発振器 その4
3連休ですので製作が進みます
今日はOCXO本体が載っているメインボードを試作から本番用に変更しました。OCXOはソケットで受けていますし、ラダーフィルターも子基盤にしていますので、載せ替えは簡単です。
以前は220μHのコイルと100μFの電解コンデンサーでLPFを作っていましたが、V2基盤ではDCノイズフィルターをムラタのBNX002-01にしてみました。OCXOのDCinには東伸に変えてOSコンの100μFを入れてあります。
また、過去の経験から電源ラインに入れる電解コンデンサーは容量や種類を変えていくつかパラにすると出てくる音がイイカンジになることが多いので、小型の10000μFを2個パラに追加してみました。
合計だと44000+20000=64000μFになります。
今回はACラインの引き回しをケースの手前側に沿うように変更してあります。
トロイダルトランスからの引き出し方向が逆だっため、ACラインがケース中央側にも出てしまい、上からみるとループ形状になっていました。
ループを解消するため、トロイダルトランスを上下逆に固定してみましたが、引き出し線がケースの底板と干渉します。
そこで5mm程度のゴム板でトロイダルトランスの座布団を作り、その上にトロイダルトランスを上下逆に固定しました。
トロイダルトランスが底板から5mm浮きますので、引き出し線がうまい具合に逃げてくれます。
残っているのはLDOリニアレギュレーター基盤の固定と、電源スイッチのLEDの配線です。エージングしながらボチボチやっていくつもりです。
今回のメイン基盤に入れたムラタのノイズフィルターがどうなるのか、ちょっと分かりません。
しかしリニアレギュレーター LT1764は発熱が少ないですねぇ・・・。普通の電圧可変レギュレーターと比較して10倍くらいの価格ですが、この発熱の少なさ(効率の良さ)は特筆モノ。
そんなに数を使うわけでありませんし、これからはコッチのタイプを試してみることにします。
しかし、こうやって写真をじっくりみていると・・・
電解コンデンサーを普通のものにすれば、ケースは半分以下のサイズで十分納まりますね・・・・
でも、色々と試して聞いた感じだと、容量が同じ電解コンデンサーでも、ガタイがデカイ電解コンデンサーは100Hz以下の低域の迫力やキレが違うように聞こえるのです。
これ「音は目からも入る・・・」ってヤツですかね?
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コメント
>これ「音は目からも入る・・・」ってヤツですかね?
来てます、来てます。
ケミコンを固定しているバンドが格好良いですね~。(アルミ製?)
LEDも今は色々な色合いのものがありますので是非凝ったものを!
つくば市在住 Mr.マリック(談)
投稿: JA1BBP/ 早坂 | 2010年5月 4日 (火曜日) 23時27分