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2009年3月28日 (土曜日)

10Mhz基準周波数発振器 その6

今日はDC電源ラインを見直しました。電解コンデンサーから2芯シールド線で配線していましたが、配線が少し長いのと、ちょっと細いのが気になっていました。
最初に配線した時にはこれで良いと思ったのですけど、ちょっと低域の迫力が不足しているのはこのアタリかなぁ~って。

それとメイン基盤の電源コネクタにEIコネクタを使ったのですけど、配線を太くできるネジ端子に変更しました。
基板上の電解コンデンサーの位置もOCXOの近くにお引っ越しです。
Ocxo_10mhz_power_line
DCラインが太く短くなったのがお判りでしょうか?
電解コンデンサーも向きも逆にしてマイナスが上向きになるように変更しています。見た目は以前のようにEIコネクタを使って配線した方が「カッコいい」のですけど・・・

モニターして、少し低域の出かたが少ない気がしましたので、基本的には低域が出やすくなるように工夫したつもりです。
過去の経験則の積み重ねなんですけど、低域がでるようになる理由はわかりません。もしかしたら電源インピーダンスを低く保つ・・・ってことなのかも知れません。

最終的に、こんな部品レイアウトになりました。
Ocxo_10mhz_case5
今回は電源スイッチをフロントパネルにしましたので、上部にACラインがフロントパネルまで伸びていますが、ずっと電源を入れっぱなしであれば、電源スイッチはバックパネルとして、フロントにはパイロットランプだけで十分ではないかと思います。

ACラインからのノイズ輻射が少しでも減ることになります。各ユニット間の配線はかなり短くすることができました。
あとはメインボードにシールドケースを載せるつもりですが、効果については????です。

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コメント

本日(3/221:35頃)たまたまワッチしましたちょうど10mhz内部外部のテストの瞬間でした先日テストしたときよりも、ローの歯切れが一段と良くなって聞こえてますね
次回はしばらくラグチューして、だまって切り替えても外部OCXOと区別がつく感じがします IC-7800のOCXOの電源はROHMの3端子レギュレータですね。

投稿: 松田吉男 | 2009年3月29日 (日曜日) 02時13分

松田さん
実験にお付き合いいただき、ありがとうございました。
最初は電源ラインが長かった時なんです。今回聞いていただいたのは電源ラインの半分だけ取りまわしを変えた状態です。
電解コンデンサーや回路のエージングの影響もあるかと思いますけど、ラインの引き回しで結構変わるようです。
逆にいえば、電源ノイズにとっても敏感・・・といえるのかもしれません。
普通の3端子レギュレーターでは200Hz以下で改善がわかるか・・・どうか・・・ですので、OCXOの位相雑音が少なくてもあまり意味が無いようです。
逆に電源周りを低ノイズ化すれば、改善される可能性は高いです。

投稿: JI1ANI/福井 | 2009年3月30日 (月曜日) 21時29分

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