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2009年3月20日 (金曜日)

ラダー型クリスタルフィルターの製作(その2)

OCXOを使った基準周波数発振器用のラダーフィルターですが、初めて作ったわりには上手くいったようです。
ただ、帯域を3Khz程度で設定したため、フィルター帯域が水晶発振子の周波数よりもちょっと下になるラダーフィルターの特徴のため、10Mhzだと少し減衰があるようです。

それと・・・試作品とはいえ、見た目が悪いし接続性を考慮していませんでした。
10Mhzの水晶発振子は5個余っていますので、この5個を使って再度挑戦してみました。今度はC=10pFにして8Khz前後の帯域幅を狙っています。
8Khz程度なら中心周波数が4Khz程度下がっても、10000Khzがフィルター帯域内になんとか納まりそうです。

回路はJA4LAOさんのページで紹介されている3素子の両端をパラにしたタイプです。特性図を見て、これならなんとかなりそう・・・と思ったわけです。
(LAOさんみたいには作れないので、似た特性がでるのかは??ですが・・・)
Xtal_filter2_10mhz
最初よりは進歩が見られる・・・のではないかと自画自賛していますcoldsweats01
両端のCは10pF固定ですが、中の2Cは調整用として60pF程度のトリマコンデンサーを使いました。今回は手持ちの関係で60pFと56pFです。

この状態で早速モニターしてトリマーを交互に調整すると、簡単に出力最大点が見つかりました。
高調波を調べても、以前と同様しっかりと減衰しているようで、問題ありません。

出力レベルはIC-7800のSメーターで13dB程度強くなりました。このレベルなら、分配して2出力にしても十分なレベルでしょう。
実は先日の測定はIC-7800のプリアンプが入った状態で計っていましたcoldsweats02
今回はLPRO-101を測定した時と同一条件で計測できています。LPRO-101よりもちょい低いレベルですから+5dBm程度と推測しています。

また、出力が十分に得られたのでインピーダンスマッチングは行なっていません。
TTL出力に抵抗を入れると電流雑音が発生するのでは・・・・と思って躊躇しているのも理由の一つです。

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コメント

福井様
こんにちは。

ラダーフィルタのパラ接続ですが、いろいろな周波数
の水晶でいろいろ試してみましたが特性が悪くなった
経験はまだありませんのでいい特性になっているので
はないでしょうか。どうしてこうなるのかという原理
は良く判りませんがラダーフィルタの特性改善に有効
な手段ではと思っています。
HPをご覧いただきありがとうございました。

投稿: ja4lao 伊藤 | 2009年3月21日 (土曜日) 11時57分

伊藤さん
こんにちは。HPで公開されている情報に救われました。峡帯域のSSBやCWフィルター用としては帯域が広がるデメリットになりますが、ルーフィングフィルターや今回のように水晶発振子の発振周波数を帯域に入れたい場合などに大変有効だと思います。
最初は数pFのコンデンサーを水晶発振子に入れたりしたのですがカット&トライが必要ですし、実装パターンでコンデンサーの容量を変える必要があって、再現性に問題がありました。
水晶発振子をパラにして帯域を広げる方法は確実で、非常に高い再現性があります。
ハムバンド内の適当な周波数の水晶発振子を見かけたら、この方法でフロントエンドフィルターを作ってみたいと思いました。
3.5とか7.000Mhzの水晶発振子で作るとCWのDX用として使えそうです。
貴重な実験情報を公開していただき、ありがとうございました。

投稿: JI1ANI/福井 | 2009年3月21日 (土曜日) 13時17分

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