マイクプリ 入力インピーダンス改造後のS/N
昨年暮れからボチボチと改造を加えてきた自作のマイクプリアンプ。とりあえず現状の状態を記録しておくことにしました。
これはマイクゲインを最小にして、入力を100Ω抵抗でショートした状態でのノイズレベルです。
S/P DIF出力はデジタルアイソレーターからパルストランスに戻してあります。デジタルアイソレーターはオーディオ的には良いのですが、やはりHF~VHF帯一面にノイズがでてしまって無線に影響がありました・・・トホホ。
昨年の秋の記録と比べるとフロアノイズレベルが数dB~5dB程度下がっています。これは色々な改造の結果ですが、今回のデジタル電源の一部リニア電源化も多少良い影響を与えているのではないかと思っています。
次はゲイン最大の場合です。
昨年秋ごろ「S/P DIFデジタルアイソレーター出力のノイズレベル」で記録した状態と比べると格段の進歩がみえます。
変に波うった波形から滑らかな特性になっています。また、ゲインを増やしてもフロアノイズレベルがあまり変化していません。
これは昨年暮れに行なった入力インピーダンスの調整が効いているのではないかと思います。
ゲイン最大時で10dB程度ダイナミックレンジが広がったことになります。
実際にモニターしていても、入力インピーダンスを低くしてからノイズが減ったことがわかりました。
周波数特性はカマボコ型ですが、低域はともかく高域に関しては8Khzのローパスフィルターを入れてあるんです。
でも4Khzアタリから下がっていますね・・・・変だなぁ・・・・まぁ、今回は、あくまでアマチュア無線用のマイクプリアンプですから問題ないでしょう
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