V型ダイポールの製作(1)
ベランダで使える簡単なバンザイダイポールを作ることにしました。エレメントはハムティックが使えるようにMコネクタではなく3/8インチネジにします。
実はモービル用・ベランダアンテナ用に集めたエレメントやロッドアンテナが米国製で3/8インチネジなんです。
普通の水平DPなら工作も簡単だし、米国では専用金具が販売されていますが、V型となると・・・・。
唯一存在するのはBud Dipoleくらいですね。でもちょっと遊ぶ・・・には高価です。最近このBud Dipoleとほぼ同等機能を持っている移動用バンザイアンテナが国内でも発売されましたね。
それを購入するのもいいなぁ~って思っていましたが、米国のハムのHPで紹介されているFBな方法を試してみることにしました。
なんじゃ??
って形ですが、これが給電点になります。イキナリ金属加工は失敗すると大変なので型紙を作りました。
手前の間隔が空いた部分にはポールとなるパイプや木柱が入ります。左右斜めになっている部分に3/8インチネジを取り付けて、頂角90度程度のバンザイになるわけです。
角度は曲げ方である程度は可変(半固定??)できそう。
構造上、しっかりした部材が必要なので、手持ちの3mm×30mmのアルミ平棒で製作開始!
最初に全部の穴を開けてから折り曲げます。折り曲げてからでは・・・・ドリルできません。当たり前のことですが、型紙を作る過程でこういう基本的なことに気付いたりするわけです。
大きい穴はステップドリルで穴あけしましたので簡単。リーマーでエッチラオッチラやってた頃が懐かしい。
さて、穴はOK、必要な長さに部材を切り出して、折り曲げの谷になる部分を少し金ノコで削って・・・・
ん
金ノコがないっ
そうでした。
実は僕、来週末にお引っ越しすることになりまして、金ノコは大きめのダンポール箱に少し空きがあったので、これ幸いと詰め込んでしまった・・・・・のでした。
引っ越す前に製作して、引っ越したらこれでQRVしようと思っていたのになぁ・・・・。
というわけで、引越先では本当にゼロからスタートすることになりそうです。このV-DPは同軸以外にも秘蔵(?)の450Ωラダーフィーダーを接続して同調フィーダー給電型マルチバンドダイポール(MDRF)にして見ようと思っています。
片側2.5m程度でも7メガあたりなら結構使えそう・・・・に思っています。今度の引越先は1階で共用庭スペースがあります。
アンテナを高くあげることは難しそうですので条件的には厳しそうですが、張り出し方向はなんとかなりそう。
まぁ、アパマンハムですから、その環境でベストを尽くしたいと思っています。あ、飛び・受けとは無関係ですけど、シャックの広さは倍以上に広くなります
なぜ1階に?と皆さんから質問されます・・・・。
僕が高いところが好きなのことはブログの読者の方ならご理解いただいていると思いますが、末永く無線をやっていく上でマッチッングが大切なのはアンテナだけではありません
でも、全然聞こえず・飛ばずだったら「緊急脱出ボタン」は僕が押せることになっています。
| 固定リンク
コメント