ベランダでのアンテナマスト固定方法 その3
購入した電気ジグソーを使って2x4のSPF材を切断して、ベランダ内にアンテナマストのベースを作りました。
構造はとっても簡単。ベランダ幅ギリギリに切断した2x4材2本を置いて、その上にウッドデッキよろしく2x6材を渡してネジ止めしただけです。
ここのベランダは、茶色のアルミサッシの下に高さ40mm・奥行き70mm程度の幅の空洞があって、そこにSPF材を差し込むように採寸して嵌め込んでいます。
マストの根元はとりあえず金具で受けて、仮止めしています。
SPF材は非常に安価で、今回は少し高い(けど近く)お店で購入しましたが、それでも4本で1000円程度。安いお店なら4本で700円程度で購入できます。
このベランダ内ウッドデッキは、かなりの重量がありますし、SPF材とベランダ内壁はピッタリ合うようにゴム板をカットして挟んでいます。
写真の左・上・下方向には突っ張りが効きますが、右は効きません。まぁ、右側に力がかかるのは、アパートと平行にアンテナを振り出した時ですから、なんとか大丈夫ではないかと考えています。
ピッタリと嵌めただけで突っ張っていませんのが、マストを揺すってもビクともしません。
この上にローテーターも乗りますので、ウッドデッキの重さも併せて、アンテナマストをまっすぐに支えることができるのではないかと思っています。
これはベランダ内でアンテナマストを固定している様子です。
上部の固定はサドル1個で十分なので、当初の2個を1個へ変更しました。この状態で結構スムースに手動でマストを回転させることができます。
ローテータの設置も部材は準備できましたが、加工がこれからです。それにローテーターの配線用アルミサッシ隙間ケーブルを製作する必要があります。
とりあえずは手動ということにして、ローテーターの設置はボチボチやっていくことにしました。
ベランダのウッドデッキ風アンテナマストベースの手前の床がない部分にもデッキ用の板を渡して全面デッキ化しないと、空いたスペースに足を突っ込んだりして捻挫でもしそうです。
単管での突っ張り方式とか、単管とSPF材のコンビとか、いろいろと悩みましたが、結局木材でアンテナマストベースを作る・・・・という結果となりました。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
はじめまして、ネットを検索してたどり着きました。
私も、ベランダからQRVしているので大変参考になりますし
知り合いにも、是非教えてあげたい記事です。
今後もFBな記事をアップされてください。
夏のハムフェアでは、MLAのブース(MLA48)に
居る予定です。
ブログ:
http://ameblo.jp/amateur-radio-community/
投稿: IAG林 | 2014年5月 2日 (金曜日) 13時46分
林さん
こんにちは。コメントありがとうございます。今は別のアパートに引っ越してしまったので、このアンテナベースは撤去していますが、撤去も簡単に行えました。
また、この板の上にローテーターを載せて、アンテナマストを回すこともできましたが、仕組み上180度弱しか回せませんでした。
それでも、プリセットした角度(ベランダから90度で降り出す位置)にポタン一発で動かせるのは、寒い冬とかとても便利でした。
ハムフェアでは音創り研究会でブースを出しますので、お会いできますね。
投稿: JI1ANI/福井 | 2014年5月 3日 (土曜日) 01時34分