多芯ケーブルのすき間ケーブル化(マリオ式)
スクリュードライバーアンテナのコントロールとマッチングボックスのコンデンサー切り換え用コントロールケーブルのアルミサッシ越えですが、YB3ASMさんが行なっている方式で解決しちゃいました。
本当はフラットケーブルで自作するつもりでしたが、暑いし細かい作業が面倒になって・・・・。
YB3ASMさんの方法は至って簡単。ケーブルをバラしてフラット化する方法で、僕も一つの方法として考えていました。最初に実践されたYB3ASM局に敬意を払って「マリオ式」と呼ばせていただきます。
まず多芯ケーブルの外皮を剥いて中身を取り出してほぐします。ほぐした芯線を平らに並べて台所用のアルミテープの糊面の上に並べます。
長さは30cm程度で足りると思いますが、アルミサッシの襞が多いともう少し長い方が良いかも・・・。新聞紙を切って実測すると安心です。
次にアルミテープでサンドイッチすれば出来上がりです。
右側が屋外ですので、念のために切り口をビニールテープで養生しました。
この方法、別途フラットケーブルを用意してすき間ケーブルを製作して接続する方法と比べて非常に簡単です。
完成したすき間ケーブル化した部分をアルミサッシの下の部分に両面テープで留めます。
両面テープは数カ所留める程度でしっかりと固定できます。このアルミサッシは一番外側がシャッターになっていますが、シャッター部分は・・・・ちょっと無理そう。
普段からシャッターは使いませんが、使う時は一番下まで下ろさないようにします。
アルミサッシを締めても問題ありません。
このマリオ式ならローテーターのコントロールケーブルも簡単にアルミサッシ越えが出来そうです。
アルミサッシでお悩みの方、マリオ式でアルミサッシ越えを実現されてはいかがでしょうか?
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コメント
これはいいアイデアですね。
早速ローカルに伝えます。
あれこれ悩んで考えて実践して、成功すると嬉しいですね。
投稿: JO1KVS | 2009年7月19日 (日曜日) 06時06分
KVSさん
色々と考えているウチに思いついたのですけど、他のところへQSYするとフラットケーブル化した所が邪魔になったりするのかな?と思って王道を・・・・って部品調達までしたのですけど・・・・。
マリオさんが実際にこの方法で成功しているのを聞いて「安い・早い・うまくいく」のマリオ式を採用しました。
想像以上に上手く行きます。ただ、僕の使っているオヤイデのケーブルは特殊で、3本だけ逆縒り(右巻きの中に左巻きの芯線がある)があり、往生しました。
結局3本は切断してからほぐしてハンダ付けしてフラット化しました。
投稿: JI1ANI/福井 | 2009年7月19日 (日曜日) 10時30分
なるほど、そのままでは解れてくれない交差したやつが居るわけですね。
ダイソンクリーナーのサイクロン部分が右回転、左回転に振り分けられているのと同じですね(???)。
投稿: JO1KVS | 2009年7月19日 (日曜日) 19時16分
あはははは。
そうです。外皮剥いただけではダメでした。外皮剥いた部分で輪を作って、一方の終端をその輪に通すことで解くことは可能かもしれませんけど、そんな知恵の輪のようなこと・・・しません。
男は黙ってニッパでパチン!
ダイソンとも同じですが、私は二重反転プロベラが浮かんだなぁ~。攻殻機動隊の見すぎですかねぇ・・。
投稿: JI1ANI/福井 | 2009年7月19日 (日曜日) 20時06分
コンバンハ,マリオです.Hi
さすがですね,こちらのアルミサッシは,日本ほどしっかりしておらず,ガタが大きいので,多少楽でした.
1.5D程度のテフロン同軸は楽勝で通ってしまいますから,その部分だけは,1.5Dのテフロン同軸ですけど,100wなら発熱もなく,使って問題なさそうですよ.Hi
ところで,アルミテープのケーブルフラット化は非常に簡単で,コストパフォーマンスは良いですよね.
では,14MHzのPSKウィンドゥでお待ちしてます.Hi
投稿: YB3ASM/JJ | 2009年7月20日 (月曜日) 00時15分