« モービルホイップx2ダイポールの製作 | トップページ | 10Mhz基準周波数発振器の周波数微調整 その2 »

2009年9月21日 (月曜日)

スモールループ復活

2エレHB9CVに取り替えて一時下ろしたスモールループですが、復活させました。狭い空間での2エレはやはり目立ちます。
また、設置場所がノイズ源の至近距離(推定5m)のため、ノイズレベルが高く、残念ながらスペースの関係でノイズ源にサイドを向けることができず、ビームを有効活用できません。

そんなわけで、モービルホイップアダプターを使ったDPで一週間弱テストしましたが、エレメントを長くしていくと、相手の信号も上がるけど、ノイズレベルがそれ以上に上がる・・・・ということでS/Nを良くすることができません。

でも、DPのヌルポイントを使って、ノイズの方向を把握することができたのは大きな収穫です。今までは暗中模索でしたからねぇ・・・・。
で、ノイズに強いと言えばスモールループです。また、スモールループは色々な方向からの信号をすくい上げる能力が突出しています。

磁界動作だからだと思いますが、電界アンテナとしては考えられない方向の信号が、聞こえるのです。
従来は水平偏波ということで、ループを寝かして設置していましたが、どうも、そんなに単純な偏波面ではないように感じていました。そもそも磁界にも偏波面があるんでしょうかsign02
復活にあたり、スモールループを立てて設置することにしました。
Small_loop_vertical_setting

ベランダからの突き出しパイプは0.9mですから、ベランダとの差は約70cm程度ですが、SWRは1.0に調整できました。
実験的に1階のベランダの端(壁から数十センチ)に設置した時もSWR1.0にすることができましたので、アンテナ近くに障害物があっても安心して設置できそうです。

ループアンテナは高電圧になるため、感電事故に注意する必要があります。今回は2階のベランダの手すりから1.5m程度離れています。
スモールループのマストは塩ビパイプでL型のものですが、少し緩めに取り付けてL型の下のバー部分を把手としてループを回転させることができます。

突き出しパイプの途中の黄色い箱はコモンモードフィルターです。スモールループ MK-3の根元にもCMFが入っていますが、念のために入れてあります。

この状態で暫くテストしてみることにします。
ちょっと試したところでは、この状態で水平偏波局を受信しながらアンテナを回転させると、信号強度がS4くらい変化します。
また、頂上のU字部分から真上に向けて輻射が強くなっているようです。突き出しマストを90度回転させると左側の信号が写真の状態よりもS1程度強くなります。

基本的な輻射パターンはJA6HW角居omが発表されたパターンと基本的には同じように感じます。
今回は突き出し長は短いですが、突き出しマストもアンテナマストにも手が届くため、自由に角度を調整することができます。
同じ場所に設置した50%短縮ダイポールよりも、受信感度が高く、ノイズレベルは同等程度で、相対的にはスモールループの方が良いです。

スモールループの問題点は降雨時に共振点が大きく変動することです。MK-3の場合は紐で再調整します。

|

« モービルホイップx2ダイポールの製作 | トップページ | 10Mhz基準周波数発振器の周波数微調整 その2 »

コメント

電磁波(進行波)である以上、磁界にも偏波面はあります。
電界と磁界が交互に(互いに直交しながら)連鎖反応を起こすように発生して進んでいくのが電磁波ですから。
電流は電子の流れですが、電界の方向と電子に働く力の方向が一致するのに対し、磁界は電流(動いている電子)の直角方向に力が働くんで、妙な誤解が生まれるんじゃないでしょうか。

# 場の方向(偏波面)と力の方向が異なるってのは、何となく直感に反するんで。

投稿: JS1KQQ | 2009年9月21日 (月曜日) 23時40分

ノイズ源の近いアパマンとは相性が良いみたいですね。
飽くなき探求と言ったところでしょうか。
アンテナの工夫は続く・・・私もです。

投稿: JO1KVS | 2009年9月22日 (火曜日) 05時33分

KQQさん
磁界にも偏波面があるとのこと。スモールループだと電界と磁界が入り乱れて??になっちゃいます。
長年なれ親しんだ電界が邪魔をして、フト気がつくと電界を前提に考えてしまうのです。90度ズラせばいいのですが、これがなかなか・・・・。

KVSさん
アパマンの場合は諦めない・・・・の一言ですね。ただ、少しずつ状況を改善していくのが実感できるだけに、喜びも大きいですね。

投稿: JI1ANI/福井 | 2009年9月22日 (火曜日) 15時52分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/494/46269251

この記事へのトラックバック一覧です: スモールループ復活:

« モービルホイップx2ダイポールの製作 | トップページ | 10Mhz基準周波数発振器の周波数微調整 その2 »