Dimention 3100Cのパワーアップ(CPU&メモリー交換) その2
交換するCPUはオークションで4K程度で入手できました。これがPentium4 650です。LGA775はピンではなくて、CPUの裏にびっしり小さいランドが付いていて、ソケットはCPUを上から圧着する形態なんですね。
ピンがまがってソケットに入らずってことがないのは良い。でもLGA775タイプの交換は初めてなので、ちょっとドキドキ・・・・
DELLのCPUクーラーって、取り外し方法が難しいと思っていました。
でもDELLはメンテナンス性を考慮して極力ビスを減らして「手数を減らす」・・・・ってことに気付いてからは、「楽ちんに作業できる方法」を考えることにしました。
今回も「こうだと嬉しいなぁ~」って想像通りで、簡単にCPUを交換することができました。
CPUクーラーは2本のビスで固定されていますが、その2本のビスを外します。
CPUクーラーは本来4カ所で固定されていますので、ビスを外した側を上に引き上げるように(分厚い本を開くように)動かせば、CPUクーラーが170度くらい開いて、下からCPUがコンニチハ!してくれます。
CPUクーラーは結構しっかりしているけど、650にすると容量足りなくなるのかなぁ~って思いながら交換。
熱伝導グリスを薄く伸ばして塗ってCPUクーラーを元通りに取り付けて作業完了。
電源スイッチを入れると、普通に起動しはじめたのでF2を押してBIOSへ。
CPUインフォメーションで確認すると・・・・650が正しく認識されて3.4GHz/FSB 800MHzで動作しています。
念のためハイパースレッディングやHDDの動作指定(DELLのPCはHDDの静音モードやパフォーマンスモードを選択できる)も確認しておきました。
で、CPUを交換した後の起動とかアプリケーションの動作は?といえば・・・・快適・極楽
普通に使うどころか、PCとしては充分なパフォーマンスを持ったマシンになりました。Vistaを入れてもグラフィックスボードがあれば「普通」に使えるんじゃないかなぁ・・・。
問題だったアプリケーションの重複起動中のCPU使用率も70%→20%と大幅に減少しました。やはりCPUがパワフルになった効果はデカイです。
普通に使っている限りではCPUファンの音は以前と同じ、PC全体の発熱(電源含む)はやや増加した印象がありますが、ファンの回転数が上がるほどではないようです。
恐らく650のCPUをフルに使うような使い方を続けると、発熱が増えてファンが高回転になるんじゃないかな?
今の感じだと、夏場でも心配しないですみそう・・・です。
結局今回のパワーアップは8Kの投資でしたが、捨てようか?と思っていたPCがこれだけパワフルになってくれれば大満足です。
でも、数万円で新品を買える時代ですから8千円も投資すれば当たり前か・・・・。
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