« オーディオ用クロックジェネレーターの製作 その1 | トップページ | FTDX 5000MP発表 »

2009年11月 8日 (日曜日)

オーディオ用クロックジェネレーターの製作 その2

購入したTCXOは表面実装タイプ。1cm四方程度のサイズで1x1mm程度のランドが4個あります。
ランドに1/4W抵抗の足をハンダ付けしてから、90度曲げて基板に挿そうと思って曲げたら・・・・

メリッ

ランドごと、ハンダ付けしたワイヤが取れちゃいました

Audio_osc気を取り直して別途用意してあった24.576MhzのTCXOを2分周して12.288Mhzを作ってみました。
使った基板は以前にe-bayで購入したクロックジェネレーターキットのものです。

この基板は2個のTCXOを乗せることができます。
右側はそのまま発振させて、左側は分周ナシ、2/4分周した3周波数を出力します。
基板上の空いている部分はAC入力をDCにする部分。

左上の3端子レギュレーターで5V電源で動作します。今回は9Vの乾電池と12Vのスイッチング電源を用意して、電源による位相雑音の差を見てみることにしました。

12V スイッチング電源

Tcxo_245_sw_2
Tcxo_24250_sw_2

9V乾電池

Tcxo_245_bt_2
Tcxo_24250_bt_2
5kHz幅ではあまり差がわかりませんが、やはり乾電池だと位相雑音が減っています。250kHz幅では明確な差がありますよね。

IC-7800のスペクトラムスコープのダイナミックレンジは80dB程度しかありませんので、肝心な部分は読み取れませんが、おおよその傾向はつかむことができます。
試しに他の周波数のTCXOでも計測してみましたが、今回使ったTCXOは位相雑音が少ない方であることがわかりました。

でも、折角アメリカから取り寄せたTCXOを壊してしまって・・・・脱力中

|

« オーディオ用クロックジェネレーターの製作 その1 | トップページ | FTDX 5000MP発表 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オーディオ用クロックジェネレーターの製作 その2:

« オーディオ用クロックジェネレーターの製作 その1 | トップページ | FTDX 5000MP発表 »