オーディオ用クロックジェネレーターの製作 その3
クロックジェネレーターはスーパークロックとワードクロックの両方を出力する計画です。
今週はスーパークロックをワードクロックにするための分周器を作りました。
SC48である12.288Mhzから256分周すると48kHzになります。
1/256分周器は汎用ロジックICを使って作りました。
今回は74AS74と74LS163を使っています。
74AS74で1/4して3.072Mhz、74LS163で1/16して192kHz、更に74AS74で1/4して48kHzになります。
非常に一般的な組み合わせ(?)ではないかと思います。
分周器も色々と販売されていますが、どうもノイズが多かったりすることが多いようです。今回は低ノイズ化がひとつのテーマですので、汎用ICで作ってみました。
オーディオマニアの方から「汎用ロジックICを使って組んだほうがノイズ面では有利」との情報を得たことが理由です。
それにしても久しぶりのロジック基板。15年振りじゃないかなぁ・・・・
外は雨ですし、手持ちの部品を使ってエイヤ!って作りました。実装を良く考えずに製作したので基板上でジャンパーしたりと、お恥ずかしい出来です。
グラウンドもいつもなら銅テープでグラウンドを作ってベタアースするんですが、先日のアンテナ工事で使い切ってしまって補充していません。
そんなわけでグラウンドはすずメッキ線で引き回しています。ノイズが多くてもしかたないような実装になってしまいました。
実験用の電源に接続して、左からSC48である12.288MhzのTTLレベルの信号を入れてあげると、右から1/256に分周された48kHzが出力されるのを確認しました。
IC-7800で波形を確認しましたが、他の周波数と比べるとちょっと出力レベルが低いように感じます。
でも、出力レベルはTTLレベルで問題ないのは確認済み。48kHzではサスガにIC-7800の感度が低くなるようです。
波形など詳細はまた後日。
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