FE-5680A 周波数拡大
DDS内蔵ルビジウム発振器のFE-5680AはRS232Cで周波数を変更できて、色々と利用できそうなんですが5Mhz辺りから下になると出力がだんだん落ちてしまいます。
IC-7800のSメーター読みでオリジナルの状態では
12.288Mhz +55dB
192Khz S4.5
48Khz S2
です。
192や48Khzの出力レベルが上がると、オーディオ用クロックとしてそのまま使えそうですが、このままでは出力レベルが低すぎます。
色々と調べてみると出力部のローパスフィルターのコンデンサー容量を増加させることで、低い周波数の出力をアップすることが出来るとのこと。
写真中央部の○印を付けたチップコンデンサー(C427)にパラにコンデンサーを入れて容量を増やしてあげれば低い周波数での減衰が減ります。
追加容量は20~50μF程度とのことですが、場所が場所ですので入れられるコンデンサーには大きさでかなり制約があります。
手持ちの中で外形が小さくて容量の大きなコンデンサーは22μFでしたので、22μFの並列で44μFにしました。
コンデンサーは並列接続してからリード線を取り付けておきます。
あ、写真は接続間違えていません。配線はオレンジがアース側、青がプラス側になっています。
配線を取り付けるときに、配線の色を逆にしちゃいました。
取り付け先のチップコンデンサーの両端にハンダを少量盛って、盛ったハンダにリード線を取り付けました。
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