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2009年12月20日 (日曜日)

FE-5680A オーディオマスタークロック(その7)

ランド貼り付け方法で製作した分周基板の方がノイズが少ない・・・・と感じたのですが、スペクトラムを見てみることにしました。
これが今回製作したランド貼り付け方法による分周基版の出力スペクトラムです。
Audio_clock_gen_land_5k_wide
1.5KHzも離れると、良い感じでレベルが下がっています。

これはルビジウム発振器そのもののスペクトラム。192KHzを1/4にして48KHz出力ですが、下の写真は分周基板への入力信号です。
Fe5680a_no1mod_192khz_5kwide
殆ど劣化していないように見えます。

こちらは最終テスト基板で192KHz入力48KHz出力したスペクトラム。
Fe5680a_no1mod_dds_direct_1924_48kh
テスト基板はユニバーサル基板だし、ベタアースも無し、ジャンパーも多数です・・・・。
ランド貼り付け方の基板の出力とよ~~~く比較すると、ほんのちょっとノイズレベルが高いようです。
1スパン10dBですから、誤差かもしれませんね。でも、悪くなっていないことは確実。

音の方は48時間の連続通電で、だいぶ落ち着いてきました。最初は中音~高音が強くなってドキドキしましたが、ずいぶんと落ち着いて低域とのバランスもまぁまぁ・・・・って感じになってきました。
もう少し落ち着くと、音のバランス的には良くなります。
あ、解像度は高いママですヨ。

オーディオ用に使うならば、ルビジウムのマスタークロックはかなりショッキングな経験になると思いますし「ルビ無しでは聞く気にならない・・・」というのも頷けます。
この見通しの良さというか、空気感を味わうと、従来の音がボケた焦点の甘い音に聞こえちゃうから不思議です。
つくづく人間の耳は相対的に判断するんだなぁ~と思います。

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