修理も早いベリンガー
先週故障が発覚したベリンガーSRC2496ですが、ベリンガーは修理も早いのが特徴です
故障を記事にしたので、その修理(?)についても記事にしないと公平ではありませんよね。
購入したのはサウンドハウスなんですが、メールで「故障したよ」と連絡すると「送り返してください」とのこと。
いつものように(?)送り返したのが日曜日。
すると水曜日には手元にSRC2496が戻ってきました。宅配便の日数を考えると中1日の早業。
今回は修理ではなく、新品交換だったようです。
僕としては修理でも新品交換でもどちらでもかまわないのですけど、確かに売価を考えると、修理するよりも新品と交換した方がコスト的にもメリットがあるかも・・・・。
以前に別のベリンガーの製品も、購入直後に不良があって、新品交換になりました。そちらは数千円の製品だったので、まぁ、修理しないだろうなぁ~と予測していたのですけど、今回は修理になるのでは?と想像していました。
早速、単体で動作チェック!
うむ。RCA入力を認識して出力がでてきます。
ラックに組み込んで元通り・・・・となりました。SRC2496で切り換えていたデジタルモードも簡単に送信できるようになりました。
これで運用中にマイクプリの水晶発振子とルビジウム発振器をスイッチ一つが切り換えできるようになりました。
でも8Uのラックをあげたり、下げたりでちょっと疲れた。
ケースだけならそれほど重くありませんが、中身が入っていると結構な重量です。中断していたマイク系のルビジウムクロック化をボチボチ再開することにします。
SPDIFのデジタル機材って、入力の周波数をそのまま使って処理する・・・ってお約束だと思っていました。
ところが、いろいろと調べてみると、実は入力の周波数と自分の発振器をPLLでロックさせたりしていることが多いようです。
これがPLLで内蔵発振器をロックするタイプと、お約束通り入力信号をそのまま使うタイプもあるようで、非常にややこしいことになっています。
PLLでロックすることで周波数は同一になりますが、発振器は別モノ・・・・というわけです。つまり位相雑音特性も、その機材の発振器の特性に入れ代わってしまう・・・・のではないかと思います。
それに、もともと機材内蔵の発振器の周波数精度はそんなに高くなくて、平気で1KHz程度ズレてます。PLLでロックするから周波数精度は問題ないとしても、発振器自体の位相雑音特性が気になる僕にはなんとなく気持ち悪い。
う~む。どうしたもんだか・・・・・。
これでは一番上流の機材の発振器を位相雑音特性の良い発振器にしても、あんま意味がないことになってしまう場合が多そう。
機材が1台なら話は簡単なんですが、僕の場合デジタル機材を5台直列に接続していますので、ルビ→内蔵水晶発振子PLL→入力同期→内蔵水晶発振子PLL→IC-7800という具合。
つまり全部の機材に1台のルビからクロックを供給できれば簡単なんですが、さて、どうしますかねぇ・・・・。
全部256fsなら改造・・・ってテもあるんですが、512fsが混じったりしているし・・・・手持ちのルビジウム発振器では15メガあたりが上限ですから512fsは無理。
やっぱりデジタルって大変ですわ。アナログ接続の方が悩みません。
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コメント
こんばんは
先日は1r9PSKでのQSOありがとうございました
最初の申請ではわけも解らず総通に迷惑を掛けてしまいましたが
今回福井OMの書式をお借りして1kW局の申請を行いました
http://air.ap.teacup.com/jf2iwl/150.html
福井さんの記事をリンクさせて頂きました。
どうぞよろしくお願いいたします。
JF2IWL 長倉
投稿: JF2IWL | 2010年2月20日 (土曜日) 19時06分
長倉さん
おはようございます。1.9でのPSK31 QSOありがとうございました。
時々ワッチしていますが、長倉さんの信号はこちらで良く見えていますよ。
免許申請が上手くいくといいですね。
もしダメな点などがあれば書式を変更しますので、遠慮なくご指摘ください。
自分が更新する時のためにも、最新の状況を反映しておきたいと思っています。
投稿: JI1ANI / 福井 | 2010年2月21日 (日曜日) 10時20分
こんばんは ご返信ありがとうございます
福井さんの書式と違えたところはG1Bを125ボーまでにしたことです
(もちろん1r9メガでは63ボーまでとの注意書きは記載)
夜な夜なCQ出しております。広がっていないかなど心配であります。
またご鞭撻のほどよろしくお願いします
ではGL
投稿: JF2IWL | 2010年2月21日 (日曜日) 21時54分