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2010年5月 2日 (日曜日)

どこでもリモート基地局完成

ベランダ収納ボックスにリモート局設備一式を納めました。WiMAXの電波が届く範囲なら、アンテナとAC電源を接続すればリモート基地局になります。
今回のRV BOX 400は納めてみるとちょっと苦しい感じ。放熱のことを考えると、やはり「容積」が必要です。IC-706クラスでもRV BOX 600辺りのサイズが良さそうです。

まずはベランダ収納ボックスの加工。
排気口は両側の把手部分が折り返しになっています。把手の裏側なら雨の進入もなさそう。排気口に電源の冷却ファンの排気がでるように電源を箱の上部に置くと、電源の熱は内部にこもらずに排気できます。
Remotecase
左側の長方形が排気口。右側の三角形x2が吸気口&ケーブル引き出し口。
強度確保のために底の梁を生かすと三角形になるんです。同軸やACケーブルを通すと吸気口が実質的に小さくなるので、もう一個追加して3個にしました。

機材の設置は積み重ね方式だと放熱の問題が発生しそうなので、金網を仕切りに使った2段構造としました。
最初はベニヤ板を考えましたが、板ではエアフローを遮断してしまいます。金網はグリル用のものを台所用品で探しました。
この金網の上に電源を置いて、冷却ファンが排気口に近づくように配置。
Remotecase2
金網の上は黒い電源に白いWiMAXの無線ルーターを設置。無線ルーターはUSBスティックタイプのアンテナを取り付けるので、箱の中の高いところに設置しました。
電源は右側がフロントパネル。側面(写真では上下)に吸気口があって、ケース上部にたまった熱気を後部(写真左側)の冷却ファンで排気口へ向かって吹き出します。

金網の下(2段目)はこんな感じです。左側は古典的なつっかえ棒です。
Remotecase3
写真下がIC-706、その上がロギングソフト用のCT-17、写真上が立てて置いたRRC1258mkIIです。IC706の上部には15cm程度の空間があります。

IC-706はファイナルの熱をパックパネル(写真左側)から排出します。フルパワーで10分も連続送信すると、ヒートシンクは触れないくらい熱くなります。
IC-706の冷却ファンで排出された熱気は箱の上部に溜まり、電源の冷却ファンで箱の外に排気されます。

全部組み込んでから、ダミーロードとAC電源を接続して起動し、ネット経由でFMモードにして15分間連続送信(50W)しましたが、排気口付近は65度程度、WiMAX無線ルーターのケースは40度程度。
熱暴走など不具合はナシ。今回はSSBやPSK31運用を中心に考えているため、実験したFMと比較してかなり条件的には緩いと思っています。

なお、写真は撮り忘れましたが、箱の内側の側面を断熱シートでグルッと囲み、蓋の裏側にもスポンジを張って断熱しました。
連続送信実験では断熱前と後では変化は見られませんでしたが、連続送信時にIC-706の排気が当たる箱の側面が50度程度になっていましたが、断熱シートを張った後は40度程度になりましたので、効果はあるようです。

箱全体で放熱しない分、排気ファンに負担がかかりますが、直射日光で箱が温まることによる内部への影響は少なくなると思います。
実際の運用時間は夜間が中心となるため、内部の放熱効率よりも直射日光で箱がオーブンみたいになっちゃう方が問題が大きいと判断しました。

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