RRC-Micro PC-Client 発売
リモートコントロール用のRRC1258mkIIは大変うまく動作しています。先日同じRRC1258mkIIをお使いの局とリモート2way QSOができましたが、回線状態さえ良ければ自分からリモートしていると言わない限り、普通に運用しているように聴こえることが良くわかりました。
このRRC1258mkIIはPC不要でリモート局が構築できるわけですが、2台揃えるとお値段もそれなり・・・・。
それにリモート局でPCが動くのはイヤだけど、手元はPCでも構わない・・・という方は結構多いのではないかと思います。
そんなリクエストが多かったのか「RRC-Micro PC-Client」が発売されました。RRC1258mkIIを使ってみて、一番感心したのが音声コーデック技術の素晴らしさです。
無線は受信と送信両方とも音が大切ですが、この音を伝送する技術が素晴らしいのです。
ディレイも数十ms程度ですし・・・・。
ハードウェアでコーデックしているんですが、今回、手元側をPCで行うようにしたのが「RRC-Micro PC-Client」で、こんな感じの運用スタイルになります。
ポイントはPTTスイッチですね。
リモートコントロールで一番味気ないのがマウスクリックして送信する・・・って部分です。VFOもありますが、PTTはそれ以上に操作性が気になるところです。
その辺のアナログ感覚を知ってか知らずか、今回のRRC-Micro PC-ClientにはUSB接続のPTTスイッチがあります。
要望が多かったのでしょうかね?
RRC-Micro PC-Clientは無線機のコントロールソフトはHRDを使って、送受信音とPTTはRRC-Micro PC-Clientを使うことで、高音質なリモート局のできあがりです。
リモート局は専用ハードウェアであるRRC1258mkIIですので、PCは不要。手元でリモートコントロールする時だけ、手元のPCから接続します。
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コメント
ANIさん、はじめまして。JK1HIX 森田と申します。
私もRRC-1258MK2 を購入して実験をしています。先月ようやく自宅外からリモートできるようになり、制御側はノートPCだけなら持ち運びが楽なのになぁと思っていた矢先のことでした。
みんな同じこと考えているんですね。
ことろで、PC-Clientの時のAudioコーデックはどうなるのでしょうね?degradeしないといいのですが。
投稿: 森田 | 2010年7月20日 (火曜日) 12時36分
森田さん
説明をよむ限り同じコーデックですが、PCのCPUに依存するかもしれませんね。
ハードをみる限り、そんなに凄い(重たい)処理には見えませんが・・・・。
どこに行ってもリモートできるのは嬉しい限りですが・・・。買って見ようかな・・・って思ってはいるんですけどね。
投稿: JI1ANI / 福井 | 2010年7月20日 (火曜日) 21時48分
福井さん、森田です。
コーデックがソフトになるわけですね。音質、遅延時間、どちらも劣化しないのであれば、是非購入したいです。現在私は無線機制御にHRDを使っているので、鞄にノートPC、コントロール側のRRC-1258MK2、ACアダプター、WiMAX機器など一式を入れて持ち歩いてるので重いんです。PC-Clientで軽量化したいですね。
投稿: 森田 | 2010年7月21日 (水曜日) 23時06分
森田さん
今回のPC-Client発売に伴うRRC1258mkII(Radio)のファームアップはありませんから、一般的にはPC-Clientのコーデックは従来と同一と推測しました。
ただ、ハードウェアと違ってコーデックの選択がPC-Clientソフトでできないようです。多分「2」で固定ではないかと推測していますが、もしかすると、一般的なコーデックが最初からRRC-1258mkIIに内蔵されているのかも知れません。
ただ説明を見る限りRadio側の設定は従来通りですから、リモートに接続する時に、リモート側の設定でPC-Clientが自動的にシェイクハンドするのかなぁ・・・って思っています。
これも推測ですが、専用ハードでこれだけ完成度の高い全二重ストリーミングを可能にする技術を持っているので、PC-Clientでソフト処理にしたとたんに品質がガクッと落ちる・・・ということは無いのではないかと。
ハードと同じか、同等レベルまでは仕上げているのではないかと思っています。
購入前にはPCの要求スペックだけは確認した方が良いと思います。もかするとちょっと前のPCやネットブックだと苦しいかも知れません。
投稿: JI1ANI/福井 | 2010年7月22日 (木曜日) 12時17分