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2010年8月29日 (日曜日)

赤い悪魔と黒い悪魔の饗宴

ハムフェアでキットを販売したDMS-05Dは、オーディオ用の部品を使っていますがコストの制約から、思う存分遊んだ部品選びにはなっていません。
音創り研究会のメンバーであるJO1VZDさんが、ハムフェアで展示用のDMS-05Dを販売してしまったので、スペシャルパーツで5号機を製作されました。

土曜日の朝に作ったとのことで、エージングが十分ではありませんが、素晴らしい音を夜のラグチューで聞かせてくれました。
「jo1vzd_20100829_dms_no5.mp3」 

回路は同じですが、カップリングコンデンサーは赤い悪魔の異名を持つDynamicap、そして抵抗はゲイン調整用ボリュームを固定抵抗の黒い悪魔の更に上位バージョンVISHAYのVARに置き換え、インピーダンス調整や分圧抵抗もやはりVISHAYのVAT55と、抵抗は全てVISHAYの金属箔抵抗で揃えています。

音を聞いていると、まるで僕の7800にマイクを繋いでいるような、そんな音で聞こえてきます。
VARはエージングに数週間はかかりますし、Dynamicapも同様です。
少しトゲトゲした感じは数週間で取れて、恐らくウルトラシルキーな音になることでしょう。

それにしても凄い。歪み感がなくてボリュームを上げてもうるさくないし、とても3kHz帯域とは思えません。
VZDさんはFT-2000のバックパネルにあるパッチ用のピンジャックから送信信号を入力しています。信号強度は59+30dB
このクオリティならば、本当にゆったりとラグチューすることができます。

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コメント

 悪魔の共演、なんともスゴイです。
 HiFiSSB、ハムフェアでブースが出たことで益々盛んになりそうですね。

投稿: JO1KVS | 2010年8月29日 (日曜日) 08時37分

KVSさん
こんにちは。VZD局はタワーにヤギですから、そちらでも聞こえるのではないかと思います。
キットと比べて、一段と透明感が増したような感じです。部品代だけでキット1台分以上になってしまうので、誰にでもオススメできるわけではありませんが、突き詰めていくとやはり・・・。
僕も悪魔の饗宴に参加したくなりました。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2010年8月29日 (日曜日) 09時44分

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