DMS-05Dスペシャルに出力トランス
最近はDMS-05Dをマイクプリとして使っていますが、なんせ音がクリアーなので、機材を通したり、ケーブルを変えたりした時の音の変化がよく分かります。
今までは愛用のマイクプリのLine inにDMS-05Dの出力を入れていましたが、先日DMS-05Dを直結したら音の解像度が更にアップしました。
ということで、マイクプリの後に入れているエキサイターも外してみると・・・・なんと、エキサイターはスルー(入力がそのまま出力へ内部回路をバイパスする状態)だったのに、音がまたスッキリ・・・・。
う~~~む。
やはり余計をものを入れるとどんどん音が悪くなる・・・ということですね。スッキリした音もいいのだけど、ちょっと潤いが欲しい・・・・。
部品箱を整理していたら、ルンダールのアウトプットトランスLL1524が出てきました。以前製作したマイクプリでバランス→アンバランス変換に使っていました。
そこでDMS-05Dのアンバランス出力をトランスでバランス出力に変換してみることにしました。DMS-05Dのカップリングコンデンサーを入れたまま、単純にトランスを噛ませてみると・・・。
「こりゃぁいいや!」
って感じの音に。
DMS-05Dのカップリングコンデンサーとの組み合わせで数十ヘルツ辺りにピークができているようで、明らかに音が太くなり、全体的に音がまろやかになったような感じなんです。
ともすれば解像度が高すぎて味が薄くなったDMS-05Dに潤いが戻ったような感じ。
DMS-05Dがカチッとした音をだしてくるので、良くあるボヤけたピントが甘い音とはちがいます。
なんと言えばいいのかなぁ・・・・音を柔らかくした感じかなぁ・・・。
表現が難しいですね。
今はDMS-05D(アウトプットトランス)→ADC→EQ/コンプ→リバーブ→IC-7800と間に入る機材がだいぶ減りました。
この音に合せて設定を詰めてみようと思っています。
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コメント
Really nice post,thank you
投稿: Ron Tedwater | 2010年11月13日 (土曜日) 14時28分