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2010年10月12日 (火曜日)

ベランダホイップの偏波は?

ベランダホイップで週末のコンテストに参加というか、各局の信号をワッチしていましたが・・・・
なんか変です。

簡単にいえば、おしなべて信号が強くない。数km程度離れた局でも59+20dB程度。なんとなーく感覚的には59+30~40dB振りそうなんですが・・・・。
コンテストでビームを振り回している局をワッチしても、コチラにビームが向いても59+20dB程度なんです。

そこで短縮V型ダイポールに取り替えてみると・・・
あらら、59+20dBだったローカル局が59+30dBを超えるじゃありませんか?ローカル局以外でも+30dBで聞こえる局があります。

う~む。

そういえば最初のころヤギを向けてくれた埼玉(15km程度)の局が、GPに切り替えて「信号は変わらない」というレポートを下さいました。
埼玉方面は建物の反対側ですから、偏波が乱れて当然と、あまり深く考えなかったのですけど、実は僕のベランダホイップは水平成分<垂直成分なのかも・・・。

ベランダの手摺りから地面の水平に突き出しているので、自分では「水平偏波」だと思っていたのですが、手摺りをエレメントに見立てると、グランド側が垂直エレメントでホイップが水平エレメントにも見えます。
当然ながらホイップとベランダの手摺りでは手摺りの方が面積が全然大きいです。それで垂直成分が増えるのかなぁ・・・。

ベランダホイップじゃなくて、以前製作したV型DPの基部を使ってベランダ短縮Vダイポールを試してみるようと工作を始めました。

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コメント

はじめまして、いつも拝見させて頂いています。
私も手摺ベランダモービルホイップアンテナで3.5から430MHzまで出ています。
特にホイップアンテナの記事の所は興味深く参考になります。
私も、ベランダホイップの偏波がどうなのか、イマイチ分かりません。
水平にしたり、45度にしたり、90度にしたり。
DX局に対して、どの角度が一番良いのか、試行錯誤しています。
結局、未だに結果が出ていません。
やはり、水平出しが一番良いのかなと思ったりしています。
国内は何とかFBに飛んでいるようです。
沖縄あたりは少しきついですが。
それと、3.5MHzは短縮が大きいのでQRPではなかなか取ってもらえないですね。
私の所の手摺もアンテナよりはるかに面積が大きいです。
同じ階のベランダの手摺が1つにつながっています。
コーティングされていますが、洗濯物をかけるボルトの所にアースをとっています。
そのせいか、全てのバンド、すんなりSWRも落ちています。
いつもはQRPで出ています。
今後とも、色々とお教えください。
よろしくお願いします。

投稿: JG3TSX | 2010年10月15日 (金曜日) 22時49分

TSXさん
こんばんは。
嬉しいです。やはり同じように感じている方がいらっしゃるのですねぇ。見た感じは水平偏波に見えても、水平ヤギ局とGWでQSOすると「なんか違うなぁ」って感じでしょうか。
DXに対しては偏波よりも打ち上げ角度が効いてくると思うので、建物の反射を上手く利用して、低く、限りなく低く輻射されるように調整すると良いとは思うのですけど、なかなか計測しにくいですからね。
DXといっても距離で角度は違いますので1万km程度をターゲットに調整すると、よく飛ぶことを実感するのではないかと思います。
因みに低くあげた2エレだとタワー上の5エレよりも近場は飛びます。
打ち上げ角度が高いからなんですが・・・・。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2010年10月15日 (金曜日) 23時18分

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