« ベランダホイップ | トップページ | 差し上げます:4ポートRS232C PCIカード »

2010年10月 9日 (土曜日)

ドアスルーケーブル

ベランダから室内へは、エアコン用の穴から同軸を引き入れています。同軸は室内をそのまま通り抜けてベランダとは反対側のシャックまで5D-FBを引いています。
ベランダからシャックまで、引き戸1回、ドア2回という関所があります。

今は暫定的にドアを閉めない、引き戸も1cm位隙間がある状態。寒くなってくると、これはマズイ状態です。
引き戸で仕切られた和室とリビングには換気口がありますので、ソコを通せば引き戸は関係ありません。

ところがドア2枚はどうしようもありません。そこで極細同軸でドア2枚の隙間を通り抜ける作戦を考えました。
同軸は藤倉の1.5D-2Vを使います。ドア2枚をすり抜けて多少余裕のある長さは約5m。V/Uだと相当減衰しますが50メガ辺りまでならナントカなりそう。

2D用のMPコネクターと小型のプラボックス、そしてMRコネクターで延長ケーブルを作りました。
Photo

無線の内部配線では0.8D-2Vや1.5D-2Vが活躍していますので、同軸としては全く問題がありませんが、長いと高い周波数で減衰が大きくなります。30Mhzで10mあたり1.45dB減衰です。
今回は5mですから0.7dB程度かな?

実際には中継コネクター入れたりすると、スグに1dB位減衰することもあるようですから、そんなに影響ないだろう・・・・と思って50メガをワッチ。
ローカル局と1.5D-2Vを入れていない時と同じように交信できました。また200Wで数分連続送信しましたが、特に異常はありませんでした。

1.5D-2Vは細くて木製の多少隙間のあるドアならすり抜けそうですので、同軸の配線で困っている方は試してみる価値があると思います。
以前のアパートではアルミサッシ用のウィンドウスルーケーブルを自作しましたが、大変快適でした。
またHF帯だけなら15mくらい使っても問題ないでしょう。なんせ同軸繋がないと無線できませんからね。

|

« ベランダホイップ | トップページ | 差し上げます:4ポートRS232C PCIカード »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ドアスルーケーブル:

« ベランダホイップ | トップページ | 差し上げます:4ポートRS232C PCIカード »