マイク系のイコライジング
自作のマイクプリに入れたルンダールのトランス、どうもエージングに数週間は必要みたいです。
毎日微妙に音が変わっていくので最初は自分の耳を疑ったのですが、ローカル局も「先週とちがう」と指摘しているので、どうやら空耳ではないようです。
でも「同じではない」というだけで、どんどん悪くなってるとか、良くなっている・・・・というのとは別です。
今日はそんなマイクプリに合わせて設定したイコライザーやコンプレッサーなどを通した、最終的な出力周波数特性を計測しました。
入力は昨日の記事のように、20~20kHzまでツライチですから、最終的に50~3600Hzのバンドパス特性になっているのがわかります。
マイクプリアンプの出力をイコライザーに入れて、設定をBPF的にしてあります。
高域はSSBだから・・・って3kHzでカットしてはダメ。
聞き比べればわかりますが、4kHz辺りまで伸びるようしておかないと、詰まった感じの音、伸びがない雰囲気になります。
グラフの上下スパンは20dBですから慣れている方は「これ、普通のグライコじゃ無理」ってご理解いただけると思うのですけど、これはデジタル処理のイコライザーです。
また、スパンが20dBでわかりにくいですが、微妙に低域と広域が高くなって、中域の数百Hz~1800Hz辺りが低くなっているのがわかると思います。
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