光同軸インターフェースの改造
自作のマイクプリアンプのデジタル出力は共立エレショップの光同軸インターフェースに取り替えました。
光出力は全く問題ありませんが、同軸出力は手持ちの機材の1種類としか接続できないことが判明。
今回接続を予定している機材にはS/P DIF同軸、AES/EBU、アナログの3種類の入力端子がありますが光は無いのです。
しかたないので光→同軸コンバーターを入れて使っていました。
月曜日に「そうだ、オシロで出力波形を見てみよう」と思い立ちました。せっかく購入したオシロですが、まだ、頭の中にはテスターしか浮かばないのは困りものですね。
早速オシロで計測してみると・・・・・出力レベルが低いです。数百mVp-pなんです。
確かS/P DIFの同軸は0.5Vp-pで上は数Vp-p程度まで余裕があったような記憶が・・・・。
うーむ。
まずバッファーIC 74AHCU04をソケットから抜いて、pin1~pin6間をジャンパーでショート。R2の1.5kΩもショートさせると・・・無事4Vp-pの信号レベルがRCA端子に・・・・。
波形もショート前と遜色ない様子。入力オーバーかもしれないけど、接続した機材をみると・・・・見事に入力信号にロックされています。
音も特に問題ナシ・・・・。というかバッファーの74AHCU04が減ったためか、ほんの少しだけスピード感があがったように感じます。
つまり、単純に出力レベルが低かっただけみたいです。1.5kΩでは少し大きいのでしょうね。700Ω程度だといい感じの出力レベルになりそうです。
そこでpin1とpin6の間に手持ちの680Ωの抵抗を挿入してみました。出力は800mVp-pとちょっと高めなので500Ωだといい感じかな?
実は同軸出力不良の原因を探してDIT4192の仕様書を見ていて、折角ですからプロ仕様のAES/EBU出力にしたいと思うようになりました。
接続予定の機材はAES/EBUポートもありますがいつも未接続。S/P DIFやアナログ入力は利用頻度が高く、いつも何か接続された状態。
DIT4192の仕様書みてると1:1トランスでAES/EBU出力になるようですし、DIT4192の特徴である「バランス出力」になるじゃないですか。
ということで、S/P DIFの同軸出力はこれ以上改修はせず、最終的にはAES/EBU出力への改造にします。
さぁ~て、パルストランス、どうしようかなぁ・・・・。やっぱりここはLundahlにしようかな?ADCの入力のバランス変換もLundahlLL1524使ったし・・・。
その前に手持ちの1:1のパルストランスで試してみることにします。
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