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2010年12月18日 (土曜日)

ES9018 Sabre32 DAC by ESS

ESSというメーカーをご存じでしょうか? 無線にはご縁がありませんが、パソコンのサウンドカードなどにESSのチップが搭載されているのはご存じの方がいらっしゃるかも知れません。
サウンドカードですからESSはDACとかも作っていて、近年精力的に高性能なDACを発表していました。

そのESSが昨年に化け物みたいなDAC ES9018を発表しました。ES9018は32bit/500kHzサンプリングに対応するんです。今年になってES9018を採用した製品がでてきました。
デジタルオーディオマニアの間では評価ボードでの音の評価や、ES9018を搭載した製品の音質評価で話題になっています。
日本でもFIDELIXがES9018を搭載したプリアンプ CAPRICEをリリースして、高い評価を得つつあるようです。

32bitだとダイナミックレンジは130dB以上取れますし、サンプリング周波数が500kHzだと、既に中波の領域です。
もちろんDACであってADCではありませんので取り込めませんけど、今後ADCもどんどん性能が良くなっていって欲しいです。

でもDACやDSPの進歩に比べると、ADCはここ数年24bit/216kHzで頭打ちのようです。マーケットの違いなのかもしれませんけど、ちょっと寂しいですね。
でも216kHzってことは135kHz帯なら、ダイレクト(周波数変換が不要という意味)にADCで受けてデジタル化できるんですよね。
自分としてはソフト技術があれば挑戦してみたいのですけどちょっと無理。どなたか実験中なのでしょうか?

135kHzをダイレクトにADCでデジタル化してPCで処理する無線機というか・・・・アダプターというか、そういう形だと、と~~~~~~ってもピュアなCW信号が聞けるのではないかと想像しています。信号波形が鈍る要素は伝搬とアンテナと同軸とADCとオーディオ出力装置ですからね。
135kHz帯でSSBが許可されていたら、頑張っちゃうかも。とってもHiFiなSSBができそうです。

SDRというと敬遠する方が多いのですけど、本来SDRは簡単なんですけどPCからコントロールするソフトの設定が結構難しいのが難点みたいです。
もっとも、デフォルト設定で問題なく使えるので、気にしない方は平気だと思いますけど、やっぱりSDRを使う方はイロイロとイジル方が多いようです。
でも、こんな方向でもアマチュアスピリッツが発揮できる分野があるように思っています。

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