« YAHAアンプ 球2本バージョン | トップページ | IC-7800 Ver. 2.30リリース »

2010年12月23日 (木曜日)

IC-7410 HF/50MHzトランシーバー

ICOMからIC-7400の後継機種としてIC-7410が発売されました。7400の後継といっても144MHzはナシ。
位置づけとしては高機能で高価格化してしまったIC-7600とHF入門機IC-7200の隙間を埋める機種として再登場したのではないかと思います。
IC-7200は良い無線機なんですがFMモードが無いこと、送信帯域が固定なことが個人的には不満でした。送信帯域が可変ならサブ機として購入したのですが・・・・
Ic7410_2
突然発売されたIC-7410は発売時期からしても、ケンウッドのTS-590やバーテックスのFT-950の対抗機種としての位置づけですね。定価は殆ど同じですので、当初はTS-590と同程度の実買価格での販売でしょうかね。
さすがに実買価格のこなれたFT-950と同じような価格ということはないと思うけど・・・。

DSPは7400や756Proシリーズと同じアナデバ製を採用。ICOMはDSPについてはアナデバとTIの2社採用をつづけるようで、上級機種にはTI製、入門~普及機はアナデバ製と使い分けています。

DSPの前後を固めるADC/DACは旭化成の1チップAD/DAコンバーター、AK4620B 113dB/115dB 192kHz 24ビット を採用、これはIC-7200と同じです。どうやらIC-7410はIC-7200やIC-9100と上手に共通化しているように見えます。

注目しているのはバンドスコープが無いこと。簡易的なものは付いていますが、バンドスコープを外しているのは、もしかしたらリモートコントロールを意識しているのかもしれません。

フロントパネルのコントロール情報や表示情報は全部シリアルデータで伝送できるようになっているのかもしれません。IC-706やIC-7000と同じようになっていれば、インターネット上にデータを流して、本体はリモート局、フロントパネルは手元で操作できれば、かなり操作性が良くなります。

まぁ、これは僕の希望的な推測ですが、本当にそうなら嬉しいなぁ・・・・。
それに第二IFが455kHzなんですよねぇ。つまり455kHzの信号を取り出して、他の無線機の455kHzに入れるとDSP無線機になりそう・・・・。
FT-817と組み合わせてIC-7410で144/430にQRVなんてことも出来そうです。
IC-7410僕には遊べそうな無線機に見えます。

|

« YAHAアンプ 球2本バージョン | トップページ | IC-7800 Ver. 2.30リリース »

コメント

IC7200以降のアイコムの固定機はUSB接続が進化していますね。
リグコントロールと音声のインターフェースの両方が出来ます。
これまで外付けだったインターフェースが不要になって、とてもFB。
それなりに筐体も大きく、つまり大きくないとダメな部品も使われているので、実売価格の近いコンパクト機にとっては驚異かもしれませんね。

投稿: JO1KVS | 2010年12月24日 (金曜日) 00時12分

KVSさん
メリークリスマス

さすが目のつけどころがKVSさんですね。大きな部品を使えるのでカタログスペックじゃないところで違っていると思います。
BPFのコイルとか・・・サイズの違いがテキメンにでますからね。
コンパクト機にはコンパクトな利点がありますが、やはり大きいことによる利点もある・・・ということですね。
コイル以外でも例えばRTTYのコンテストにIC-7000で参加する気にはなりません。アッチッチです。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2010年12月24日 (金曜日) 20時07分

IC9100は1200MHzを固定機で、と思う人には必要なリグですが、144や430のFMでだべりながらHFを聞く、という使い方が出来ないので、結局もう一台別のHF機が必要になるんですよね~。さらにローバンドは大抵別のアンテナだから、ローバンド用の受信性能のタフなリグが別に欲しくなる。きりがないですが、このリグはPSK31専用機としてもなかなか良さそうですね。

投稿: JO1KVS | 2010年12月24日 (金曜日) 21時17分

開局したばかりで交信の仕方がわかりません。

投稿: 安藤正男 | 2012年9月12日 (水曜日) 20時04分

安藤さん
こんばんわ。コメントありがとうございます。電波がだせるのであれば、なるべく強く聞こえる局を呼んでみてください。
初めての交信であることを伝えれば、いろいろと教えてくれると思います。
いま聞こえる方は皆さん同じ経験をしているので、恥ずかしがる必要はありませんよ。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2012年9月12日 (水曜日) 22時30分

ありがとうございます。今はコールサインを読み取るだけで大変です。7MHzで出ています。コールサインはJM6NUMです。よろしくお願いします。

投稿: 安藤正男 | 2012年9月22日 (土曜日) 17時10分

安藤さん
無事オンエアされているようで、なによりです。最初はフォネティックコードが???ですから、安藤さんみたいにコールサインを取るだけで精一杯だと思います。
第一緊張していますから、舞い上がって解ってることもわからなくなっちゃいますよね。
こればっかりは慣れ、場数ですから交信局数を増やすことだと思います。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2012年9月22日 (土曜日) 21時35分

アンテナを購入しました。Zone25というショップです。ダイポールアンテナですがローディングコイルのついている3.5MHzと7MHzのものです。今はアンテナも自作するのにグリッドディップメータを使わないでいいようになりましたね。メーカー製を買ったわけは調整しなくてもいいからです。エレメントも長さがあっていて使う工具と言ったらドライバーとレンチぐらいでしょうか。6エリアから8エリアがSメーターが振れるぐらい入るのはびっくりしました。メーカー製ではなくて自作もしたいのですが今は工具がないためできません。エレメントもメーカー製は頑丈にできていてバランもそろっています。ポールを立てるのは洗濯物干しのコンクリートの台を使いました。あと室内からケーブルを出すのは隙間ケーブルを使いました。こんな感じですがよろしくお願いします。

投稿: JM6NUM | 2012年9月22日 (土曜日) 21時52分

IC-7410のTWIN-PBTをいじってみました。どうやら初期設定では両側波帯に設定されているみたいです。LSBで下側波帯に設定したら混信がなくなりました。バンドごとに設定できるみたいです。7MHzから50MHzに切り替えたら初期設定になっていました。あとPBT-CLRを押したら初期状態に戻りました。

投稿: JM6NUM/安藤正男 | 2012年9月23日 (日曜日) 20時13分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: IC-7410 HF/50MHzトランシーバー:

« YAHAアンプ 球2本バージョン | トップページ | IC-7800 Ver. 2.30リリース »