« 真空管マイクプリアンプ 30Vバージョン | トップページ | 真空管マイクプリアンプ 30Vバージョンの調整 »

2011年1月 3日 (月曜日)

キャバシティハットアダプターの製作 その3

試験結果
      
キャバシティハットの効果を確認するため、電界強度計とアンテナアナライザーを使って14メガでテストしました。電界強度計は フルスケール10での目盛り読みです。
          

                                                                                                                     
         
キャパシティハット
       
         
電界強度
       
         
共振周波数
       
         
在り
       
         
7.8
       
         
12.6Mhz
       
         
無し
       
         
5.6
       
         
20.4Mhz
       
   

電界強度計は安物ですから絶対値は計測できません。また、目盛りに対する電界強度のリニアリティも??です。
「ええっ!」などとあまり驚かないでください。
      
電界強度計では7/14メガで明らかにキャパシティハットによる輻射効率の向上効果が認められました。実際のQSOでもS1弱~S2程度違うというレポートを各局から頂きました。
チョット効果がありすぎますので(笑)、頑張って作った私への配慮も入ったレポートと理解しています。

ハットを着けた状態で21メガも試してみましたが、ハットを付けることによる輻射効率の低下は電界強度計の目盛り一つ分でした。
なお、共振周波数が目的のバンドより少し下なのは、AH-4内部でローディングコイル動作をさせず、効率良く動作させるためです。

キャパシティハットアダプターは、お手軽さと効果のバランスで満足できる結果となりました。装着は1分程度です。その大半は収納状態のキャバシティハットの展開時間ですから、事前にキャパシティハットを展開してトランクに入れておき、取り付けのみならば10秒で可能です。  これ以上のお手軽さはありません。

結果からも分かるように、モノバンドホイップの先端にキャパシティハットを付けると、ひとつ低いバンドでも使えるようにすることが可能ではないかと思います。
試されてはいかが?
      

製作結果から

キャパシティハットは、周囲のビニール線を付けない状態でも問題なく動作します。その場合共振周波数は16メガ付近でした。スポークの本数を3本にすると、18メガ付近になります。

ただし、スポーク本数が同一の場合、スポークの長さは周波数にはあまり敏感ではありません。寧ろビニール線を2重にしたり、くもの巣状に近づけた方が共振周波数が下がるようです。

つまり、キャパシティハットの実効的な面積と共振周波数が連動する・・・ということのようです。当然ながら1枚の板ならば効果最大です。
したがって、スカスカの大型ハットと、それより小型のアルミ版ハットは同等の効果が得られると推測できます。

今回も金属板ハットを考えましたが、重さの点で不可能だったので今回のようなピアノ線方式になりました。

また、共振周波数でのSWRはキャバシティハットの位置で変化します。今回は先端につけたので動かせませんが、AH-4を使わない場合はエレメントに沿って上下にスライドできるようにすると良いでしょう。
販売されているアンテナの場合は、ハットを上下にスライドさせてSWRを調整するようになっています。

なお、キャパシティハットの実験は、 ピアノ線の中心に小型のワニ口クリップを付けたものを二つ用意すれば、4本スポーク型のキャパシティハットとして、簡単に実験できます。

|

« 真空管マイクプリアンプ 30Vバージョン | トップページ | 真空管マイクプリアンプ 30Vバージョンの調整 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 真空管マイクプリアンプ 30Vバージョン | トップページ | 真空管マイクプリアンプ 30Vバージョンの調整 »