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2011年1月29日 (土曜日)

foobar2000でWASAPI

PCオーディオでは上流から下流に向かって音を改善していくのが鉄則ですから、リッピングでエラーが混入しているのでは、何をやってもそもそも元ネタがちがうわけです。
0.001%でも間違ってリッピングしてしまったから、データを正確に再生しても、それはオリジナルの楽曲とは言えないのです

なぁ~んてね。そういう人もいらっしゃるようですが、僕の場合は、そんな固いこと言わずに99.8%程度で行きましょう・・・という「ラクしてと良い音」でバランスさせるのが僕のPCオーディオです。

EACで手間をかけずに99.8%以上の精度でリッピングできるようになると、今度は再生アプリです。Windows OSで音を良くするために開発されたWASAPI(ワサピー)を使ってみたいじゃないですか??

再生アプリといえば皆さんがお馴染みのi-Tunesもありますが、我が家にはリンゴマークは存在しません(今ドキ珍しいと自分でも思う)。色々と調べてみましたが、音と機能と使い勝手で評判の良いfoobar2000を試してみました。

Foobar2000
頭のイラスト、エイリアン的な感じでなぁ~んとなく怪しげに感じるのは僕だけ?

あまり寄り道しないでサクサクとインストールして設定しましょ・・・と、foobar2000は英語版ですからfoobar2000 wikiを読みながら進めて行きます。
インストールが終わって一通り機能を試してから(なんて書いていますが、一週間以上アチコチ変えたり設定したりしましたよ)WASAPIをインストール。

うむ。

僕の愛用のサウンドカードCARDDELUXEに従来のダイレクトサウンドに加えてWASAPIが追加されて、どちらでも選べるようになった。えへへ・・・・
foobar2000でアウトプット先をWASAPIの方へ変更して聞いてみる・・・・・。

ありゃ??エラーが・・・44.1kじゃダメってか?

僕のPCはデジタルモード用にサウンドカードを設定していたので、今までデジタルモード優先で使っていてIC-7800に合わせて48kHz/16bitに統一しているんです。
そりゃCDの44.1kHzとは合わないわけで・・・・。

でサウンドカード側の設定を変更して再度▷をクリック

なんか鮮度があがったぞ。うひひ。

今までは不完全なデータをMP3/192kHzで保存してDS経由のWMPで再生してサウンドカードでもサンプリング周波数をスリップさせていました。
今回は99.8%以上の精度でリッピングしてロスレスのWAV形式で保存、WASAPI経由で源クロックのままサウンドカードでD/A変換して再生しています。
そりゃぁ、良くなって当然ですね。

でも問題が・・・・
音が良くなったのは嬉しいのですけど、今度はデジタルモード運用と「兼用」できなくなっちゃいました。音楽CDは44.1kHzだし、ICOM無線機は48kHzだもんなぁ・・・・。
つまり44.1kHz系列用と48kHz系列用が必要なワケ。無線しながら音楽聞かなければ問題ありませんが、ワッチしてなんも聞こえないから音楽聞きながらワッチするわけで・・・。
(ワッチとはデジタルモードのワッチです。ワッチとはウォーターフォールを見ることで聞くことではありません。)

ということで、現在は元に戻してDS経由で音楽は聞いています。やはり僕は1番無線、2番音楽・・・ということがよ~~~くわかりました。

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