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2011年2月 6日 (日曜日)

久しぶりにDMS-05Dを作った

現在製作中のマイクプリは真空管と半導体のハイブリッドタイプ。DMS-05Dのソリッドでシャープな音を真空管でウォームアップする・・・・というのが基本的な考え方。
ブロック毎に回路を実験したりして進めていますが、かなり完成に近づいてきました。
マイクプリの初段はDMS-05Dの基本部分そのママ。キットでは保護回路とかありましたが、自分で使うのは正常な動作に必要な部分のみ・・・。回路が簡単になって部品点数もかなり減りました。
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組み込みするケースの関係上、5x3cm程度の基板に載せる制約があって、このサイズではランド基板じゃ難しいかなぁ~と思って配置を色々と考えていましたが、なんとかなりそうなのでランド基板で作りました。
ご覧のようになんとか載りましたよ。

今回は抵抗は緑色のRAY、タクマンのオーディオ用の金属皮膜抵抗でキットで採用したREXと並んで評判の高い抵抗です。
電源にはニチコンの低ESRの電解コンデンサーをICの正・負電源ピンの直近に入れてあります。
あると思っていたOSコンの手持ちがなくて、ニチコンになっちゃいました。
この電解コンデンサーはノイズ対策もありますが、低域に力強さをだすためにはオペアンプ直近に入れることが重要です。

後はゲインを決める抵抗を載せて、電源と入出力を結線すれば完成ですが、他の部分もありますので、ボチボチ進めます。

この回路だと最後に真空管で音をウォームアップすることになりますが、本当にウォームアップ感がでるのか?というのがポイントです。
真空管基板で20dB程度のゲインが取れていますので、真空管の増幅回路の入り口にボリュームを設けて、入力レベルを制限してあげるつもり。

真空管で歪み感がでるように回路を考えていましたが、回路を実験しているウチに予想以上に綺麗な増幅をする回路になってしまって、もしかすると味付けは薄味かも・・・・と思っています。
真空管で意図的に音を作るのは結構難しいですね。単純にオーバーゲインだと耳に痛い歪みがでちゃうし・・・。
その手前でちょっと歪むくらいのところで安定させたいけど、これがなかなか・・・・

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