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2011年4月 9日 (土曜日)

カソードフォロワー+SEPP

ハイブリットマイクアンプの出力は真空管ですから、インピーダンスが高すぎます。インピーダンスを下げるために出力はカソードフォロワーにしています。
推定出力インピーダンスは数百Ωですが、機材や無線機に接続するためには十分低いインピーダンスで問題ありません。

でもオペアンプを使ったマイクアンプでは、マイクアンプの出力に直接ヘッドホンを接続してもドライブできます。さすがに数十Ωのヘッドホンはカソードフォロワーではドライブするのは難しく、ちょっと悔しく思っていました。
それに使い込んでいくと、もうちょっと中低域に力感が欲しいなぁ・・・・って感じるようになりました。
恐らくこの華奢な感じはドライブ能力の差ではないか?と推測していました。

そこでトランジスタ2石のSEPP回路を試してみることにしました。電流増幅回路ですね。出力回路としてはわりとポピュラーで、皆さんが作るSEPPは凝った回路が多いのですが、今回はシンプルな回路にしました。
シンプルな回路じゃないと内蔵できる場所がないし・・・・。
回路は情熱の真空管で有名な、ぺるけさんのオモチャ箱のヘッドホンアンプ用小回路からいただきました。
Sepp_unit
これが今回製作したSEPPユニット。
カソードフォロワー回路と組み合わせるために、SEPPとは無関係なカソード電流調整用の定電流ダイオードが載ってます。
また出力カップリングコンデンサーは1000uFと大きいので、基板には載せてありません。

バイアスはLED、トランジスタは2SA1015/2SC1815のコンプリです。基板の上の部品は6個。これに出力カップリングコンデンサー経由で出力を取り出します。
但し、出典元では真空管にマトモな電圧を掛けていますが、今回の僕のハイブリットマイクアンプでは+15Vしか掛けていません。

テストの結果は上々、音の傾向としては無色で品行方正、出力段としてはいい感じではないかと思いますが、通電直後のため落ち着いた後の音ははわかりません。
でも人間と違って品行方正の音が次第にやさぐれた音になっていくようなことは経験していませんので、たぶんグレないのではないかと・・・・。

テスト接続の結果、問題ありませんでしたので、ハイブリットマイクアンプに組み込むことにしました。ハイブリットマイクアンプは小さいケースに詰め込んでいるので、場所が限られます。
真空管の近くには置きたくありませんが、他に場所がありませんので結局真空管の隣になりました。しかも、SEPPユニットと出力カップリングコンデンサは離れて設置という・・・苦しい配置。
Hyb_sepp
写真右上がSEPP回路の出力カップリングコンデンサ、今回はミューズのFWを使っています。SEPPユニットは写真中央の緑の基板。基板の電源はB+の15Vに接続。
SEPPユニットから出力カップリングコンデンサーまでが単線になっているので、アース線を巻き付けてシールド化したい。
SEPPでドライブすると、それなりに電流も流れるので安定化のために電源ラインに大きめのOSコンを入れたいですね。

真空管と同じ電源ラインなので、やはりSEPP回路の直近にOSコンいれるとノイズも減るだろうし、ピークで感じる腰砕け感が解消しそう。
今回は写真撮影の後に47uFのOSコンいれましたが、やはりノイズも減ったし腰砕け感が解消できました。

今回はDC6Vのアダプター電源を内部のDCDCコンバーターで±15Vにして使っているのですが最大で100mAなんです。これではSEPPが目一杯ガンバルと電流不足気味。ですからOSコンはもう少し容量を多めにしたいのですが・・・・。
まぁ、そんな上限レベルでガンガン使うわけではないので、これでいいかな?

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