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2011年4月29日 (金曜日)

V型ダイポールのインピーダンス調整

CQ誌に紹介したモービルホイップ2本を使ったV型ダイポールですが、以前お知らせしたように、建物の影響を受けやすい形、普通のバンザイダイポールのように設置を変更しました。
建物と給電点は70cm程度しか離れていません。
当然ながら建物の影響をモロに受けてSWRの最低点が上がってしまい、しかも底がSWRが2以上になってしまいました。

アンテナアナライザーで調べてみると、アンテナは50.1Mhz辺りでインピーダンスは20Ω程度に落ちてしまっています。
CQ誌に紹介した設置だと45Ω前後でしたので、やはりバンザイに設置すると、エレメントに対して建物が反射器のような形で輻射器に影響して給電点インピーダンスが下がるようです。
反射器付きの2エレみたいな感じですね。

SWR2以上はちょっとマズイので、インピーダンスを上げて調整することにしました。調べてみるとインピーダンス整合方法は色々ありますが、一番簡単なのはヘアピンマッチのようです。
以前から自作対象として狙っているスクエアローアンテナの製作記事を見ていると、スクエアローの場合給電点インピーダンスが18Ω程度とのこと。

「給電点インピーダンスが似てる・・・・」

ということで、記事のヘアピンの大きさ(65*35*65mm)をそのままコピーしてV型ダイポールの給電点に取り付けました。
取り付けはヘアピンを太めのスズメッキ線で作り、両端に圧着端子を取り付けて給電点と共締めです。

取り付け後、仮設状態でアナライザーで計測してみると49.6Mhz辺りにSWRの底があります。モービルホイップのエレメントを少し縮めて50.1MhzにSWRの底を移動させたところ、SWR1.2となりました。
アナライザーの計測はアンテナに5mの同軸を取り付けてベランダで行いました。

シャックの無線機のSWRメーターではSWRは1.1あるか・ないか?程度で大変良好に見えますが、途中に1.5D-2Vをいれていることもあり、50メガでは反射波自体も減衰するので、SWRもよく見えてしまうので注意が必要です。
基本は給電点での計測ですが、現実的には難しいことが多いので、なるべく給電点の近く・・・で測れば良いと思います。

ヘアピンマッチ、スズメッキ線はテスト用で、数ミリのアルミ線で正式版を作るつもりだったのです・・・・
たぶん大きさを調整しないとSWRが落ちないだろう・・・って。

でもテスト用のヘアピンを取り付けたら予想外にSWR1.2になってしまったので、そのまま固定しちゃいました。電気的には殆ど差がないかな?

SWRも落ちたし、建物を反射的にした2エレ的に動作している可能性もあります。暫く運用して評価してみるつもりです。
ビーコンを受信している限りではS1程度良くなっていますし、ノイズブランカーの効きが良くなっているので、それなりの効果があったようです。

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コメント

FBですね。
エレメントは2本とも建物には真上から見たら平行で、建物から見たらバンザイでしょうか。
ヘアピンマッチは直流的思考だとショートじゃん、って感じですが効果抜群ですね。

投稿: JO1KVS | 2011年4月30日 (土曜日) 08時50分

KVSさん
エレメントは上空から俯瞰すると一直線で建物と平行です。
>ヘアピンマッチは直流的思考だとショートじゃん、って感じ
なんとなく怖かったですthunder

でも効果バツグンでした。各局の信号から突き出しV型と南側は同等以上、北側はS2くらい上がりました。北側はエレメントが屋上スレスレになったので、建物に遮蔽されているものの、建物を回り込んでくる電波を捕らえていると推測しています。

また飛行機の反射波を受信することが増えました。打ち上げ角度が高くなっているのかもしれませんが、グラウンドウェーブ的に悪くなった感じはしません。Es向きかも?

投稿: JI1ANI / 福井 | 2011年4月30日 (土曜日) 18時00分

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