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2011年5月29日 (日曜日)

BK Precision 3001 オーディオジェネレーター

マイクアンプを作っていると、どうしても低周波発振器が欲しくなります。ということで昨年オーディオジェネレーターキットを購入して組み立てて、便利に使っていました。
安価でしたが、シャックの測定器としてはテスターに次ぐ稼働率でとても重宝しています。
小型ですからボタン電池なので、数回電池交換して電池代がキット代金に近づきつつあります
でも非常に良く使うので、少しづつ不満もでてきました。

1.ボタン電池を単三あたりに交換するにしても、どっちが本体かわからなくなってしまうほど、 本体が小型。
2.残念ながら歪みがそれなりにある(歪率はスペックにありません)。
3.周波数が50/100/1000/10k/20kと最低限。
4.サインとバーストだけで矩形波の連続出力が無い
5.出力インピーダンスが高い

とまぁ、こんな感じ。
最近秋葉原に行くたびに、中古の低周波発振器を物色していますが、なんせ大きい。測定器としては小型な部類ではありますが・・・・でも、それなりの大きさです。
フラフラとネットサーフィンしていると、ハンドヘルドのジェネレーターを見つけてしまいました。
Bk_3001
BK PrecisionのModel3001、小型です。スペックはこんな感じ
発振周波数のスィープができず、切り替え式なので難点ですが、どうしてもスィープが必要な場合はWaveGeneのお世話になれば・・・今の不満は全て解消しそう・・・です。
見た目では中身がわかりませんのでチト心配ではありますが、測定器メーカーBK Precisionの製品ですから「ドヒェ~~」みたいなことはないでしょう。

ということでクリックして現在到着待ちです。

価格は中古の低周波発振器並(整備品の・・)で格安というわけではありませんが、僕の現在の使用状況からすると、投資しても良いかなと思っています。

以前、オシロスコープを購入しましたが、やはり発振器とか、測定する元ネタの信号発生器があると非常に便利なのが良くわかりました。
2現象って、元ネタと改変後の比較ですものねぇ・・・・。

これで自作マイクプリに矩形波入れて、周波数によるレスポンスの差とかも見れちゃうなぁ・・・。
新たな泥沼の始まりになるのかわかりませんが、いづれにしても闇夜に提灯が一つ増えたことは確かです。

製作しているマイクプリアンプもこの低周波発振器と先日自作したアッテネーターとオシロ、PCにインストールしたWaveSpectraでいままで以上に見えてくるのかな?と思っています。
音を聴いてチューニングしているような音のニュアンスが測定できればいいのですが、それが見えれば苦労しないし、つまらないでしょうね。

でも、測定器で測れる基礎体力がヘナヘナでは、どこ突ついてもダメなものはダメということは確かです。
でも基礎体力が良ければいい音か?と言えば、大凡いい音だけど、気持ちいい音かは聴く人次第なんですよねぇ・・・。

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コメント

初めまして。最近よくお邪魔しています。
SGは学生時代に製作したものが手持ちにあって、なんと豆球の非線形Rで出力安定化するタイプです。でも最近はPCで各種波形をWAV形式記録し、CDに焼いてから、プレーヤ出力させています。
簡易的なものですが、これを使ってルームの残響特性などを測りました。でも、ちゃんとした物がやはり欲しくなりますね。

投稿: JA8CTE | 2011年5月29日 (日曜日) 17時57分

CTEさん
こんにちは。PCとソフトの組み合わせでも良いのですが、サウンドカードで特性がコロコロ変わったりして、条件を揃えるのが面倒ですから、CDに焼いてしまうのは良い方法ですよね。
実はスウィープは録音素材があるので、CDプレーヤーがあれば簡単に出力できるようになっています。
専用の測定器はやはり魅力ありますよね。シャックが広ければ大型の発振器を並べたいですが・・・・。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2011年5月29日 (日曜日) 19時11分

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