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2011年5月22日 (日曜日)

DMS05D MarkII ゴージャスバージョン開発順調です

音創り研究会のキットは価格を抑えつつ、でも音に関しては安易に妥協しない・・・という姿勢で開発しています。
使っている部品は音の面で研究会のメンバーが納得できるものを選んでいます。

とはいうものの、やはり目標価格を決めているわけで、価格度外視で使いたい部品を選んでいるわけではありません。
回路にしても同じで、こうすればもっと良くなるだろうなぁ・・・とは思いつつ、それじゃぁキットの製作が難しくなる・・・みたいな部分もあります。簡単でいい音・・・がキットのコンセプトなんです。
もっとも複雑なものを作るようなことは我々自身できませんので、複雑なものを作れと言われても無理なんですけどね

DMS05Dから価格面の制約を取り払って、研究会メンバーの「常識」の中での音が良くなるようにDMS05Dをチューニングしたキットがゴージャスバージョンです。
P1010313
これはゴージャスバージョンの試作品。部品は変わったり、消えたり、増えたりすることがあります。完成品のイメージではありません。

ただ、音的にはこの試作品のレベル以下にはしません。通常版との音の差も、狙った以上にでています。

心臓部のオペアンプが通常品はTHAT1510ですが、ゴージャス版はTHAT1512になっているのが大きなポイント。それに電源回りが強化されています。
今回発売予定のキットは通常版とゴージャス版は同じ基板で作れますので、通常版からゴージャス版へ自分でアップグレードすることも可能です。
(部品の取り外しと追加が必要)

DMS05Dを開発していて、以前からコンデンサーで音が変わるのは理解できたし、実際に耳でもわかりましたが、初めて「抵抗で音が変わる」ことを経験しました。

ですから開発は回路設計が終わってからが本番(?)で、抵抗やコンデンサーなど、それぞれの部品がもつ特徴を上手に組み合わせて、一つの方向へ音を集約していくような作業が必要です。
抵抗やコンデンサーの容量や種類を変えては聞く、聞いては変える・・・という作業です。

まぁ、何回もやってると、このコンデンサーはこんな傾向の音、この抵抗はもこんな傾向の音・・・って、出てくる音は銘柄毎にだいたい同じですから慣れればそんなに大変ではありません。でも、根気がいることは確かです。

音色についてはテスターやオシロでは全然わかりませんので、実際に自分の耳で確かめる必要があります。
音創り研究会のメンバーがそれぞれチューニングした結果を共有して、良い部分を持ち寄って一台に集約。
その回路をまた複数台製作しつつ、更にチューニングをすすめながら、同時に再現性をテストのために試作をして・・・・という繰り返し作業を経てキットの元ネタができあがります。

部品を仕入れたり、マニュアル作ったり、ケースに穴あけしたり、部品の袋わけとか、その後も色々な作業をしてやっとキットになります。

そんなわけで、楽しみながら開発中のゴージャス版、なかなかの出来ばえに仕上がりそうな予感です。
でも実はゴージャス版でもメンバーの「常識」というリミッターがかかっていますので、そのリミッターが外れた「自分バージョン」を開発中から妄想しちゃうわけです。
で、この妄想を形にしちゃうから、これまたマイクアンプが加速度的に増えていくことになってしまうのです。

悪循環なのか好循環なのかよく分かりませんが、そんなわけで、今年のハムフェアではマイクアンプキットの販売だけでなく、この1年間でメンバーの製作した色々なマイクアンプを展示します。
また、展示したマイクアンプの一部は販売する予定です(販売しない展示のみのマイクアンプもあります)。キットに興味のない方も音創り研究会のブースへどうぞ。

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