ICOM無線機用マイクアンプ接続ケーブル(ICOMケーブル)
昨年、音創り研究会のブースで販売して好評だったICOM無線機への接続用ケーブルを、今年も販売します。
音創り研究会のマイクアンプは無線機のマイク端子でも、ライン入力でもどちらでも動作しますが、音質的には無線機のライン入力の方が一段上です。
音作り研究会のブースで販売する「ICOMケーブル」を仕込み始めました。
ライン入力に接続すると音が良い理由は、無線機内部の回路が、マイク端子からの微弱なマイク出力を一定のレベルまで増幅するためのマイクアンプ回路を通るようになっていているのに対して、ライン入力は一定のレベルの音声信号が入力される前提のため、マイクアンプ回路が不要なためです。
つまり、ライン入力経由だと無線機のマイクアンプ回路が省略されるので、音が悪くなりにくいのす。
残念ながら無線機のマイクアンプはいろいろな制約の中で無線機に組み込まれていて、音質よりも了解度優先の通信用として考えられているため、HiFiオーディオ的には不満があります。
外付けマイクアンプの音を無線機のマイクアンプを通すと劣化が激しい・・・といえば言い過ぎかな?でも音が悪くなるのは事実です。
やはり外付けマイクアンプの音は無線機のライン入力へ入れて欲しいのです。
で、ICOM無線機用のケーブルなワケです。
RCAピンプラグは金メッキ製、8PinDINプラグに金メッキ製があれば、音創り研究会としては採用即決なんですが、残念ながら金メッキの8PinDINプラグは存在しないようです。
フォーンジャックはPTT用、フォーンプラグの先端のチップと胴体のスリーブをショートさせると送信になります。ここに適当なスイッチを接続すれば手元で送受信の切り替えができます。
昨年は赤色のケーブルも用意しましたが、皆さん黒がお好みでしたので、今年は黒で揃えることにしました。ケーブルはプロ用ケーブルの中から柔軟性が高く、とり回しし易いタイプを選択しました。実際に使ってみましたが、いい感じです。
音創り研究会のマイクアンプを無線機のライン入力に接続するメリットをしっかりと感じていただくことができそうです。
音創り研究会のブースでも昨年同様フットスイッチを販売します。YAMAHA製のベダルを使った高級感があるものです。フォトスイッチのPTT出力はフォーンプラグになっていますので、ICOMケーブルのフォーンジャックへそのまま接続できます。
今日はケーブル切って、コネクターにハンダ付け・・・みたいなことをチマチマやっています。暑い時のハンダ付け、いゃぁ、ダイエットできそうです。
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