« Z21BB 21/CW | トップページ | ベランダホイップのグラウンド処理 »

2011年7月16日 (土曜日)

スクリュードライバー設置中

オートチューナーが不調なのはIC-7800の200Wという出力も絡んでいるようです。特に短縮率が高くなると問題が発生しやすいです。
耐入力が高くて短いアンテナ・・・・と言えばHi-Qアンテナのスクリュードライバーです。

以前の環境で使っていたHi-Q6はちょっと巨大すぎてベランダから突き出すのは躊躇されます。そこでHi-Q4/80にしました。
ベランダ用の取り付け金具やバランなどは前回取り外したものをそのまま取り付けるので、設置は2時間もかかりませんでした。
Hiq43
ベランダの柵はアルマイト処理されたアルミ製、真ん中の太い角パイプに銅テープを貼って銅テープとアルミ柵で静電結合しています(アルマイト処理だと表面を削らないと導通しません)。

DXエンジニアリングのバーチカル用バランのグラウンド端子に平網線を接続して、平網線は手摺りの柱とバラン取り付け板(木材)の間に挟んであります。
これは銅テープと平網線を面でしっかりと接触させるため。グラウンド処理での接点は、ある程度の面積が必要です。

直流的には1mmとか点で接触していれば電気が流れますが、高周波の場合は最低でも1c㎡は必要・・・って感じでしょうか?
接触していればアンテナとして動作しますしSWRも落ちるのですが、ノイズを拾いやすくなったり、飛びがイマイチという、アンテナとしては動作する状態ですから判りにくいと思います。動作しないならわかりやすいのですけどね。

このことを知ってる方と知らない方では、同じようなアンテナ工作をした場合に、飛び・受けがかなり違ったものになると思います。
良く太い電線で・・・・といいますが、避雷針用の鬼より線なんか手に入っても実際は使えません(曲がらない、重い、切れない)から、平網線が現実的だと思います。
購入しなくても、古くなって捨てるような10D-2Vの外皮を取り出して、平らに潰して使うと良いです。今回は8D-2Vの外皮を取り出して使っています。

アンテナは手摺りの外側に突き出している状態。アルミのLアングルで作った取り付け基台に90度折り曲げるフォールドオーバーを取り付けて、80度くらいの角度で外側に倒しています。
収納時は垂直に立てています。
スクリュードライバーの根元と(ホット)と手摺りの上部(グラウンド)の間にはプラスチックのスペーサーを張り付けて、タッチしないように絶縁しています。

Hiq41_2
銅色に輝いているのが3面銅テープ貼りした支柱、銀色のケースはバーチカル用のバラン、クリーム色のプラケースは自作のマッチング箱(コンデンサー切り替え方式)。

平網線が40cm以上、木材と銅テープ貼支柱に挟まれてタイラップで圧着しているのがわかると思います。この距離(40cm)が大切なんです。
平網線は3mありますので、残りも手摺りの他の部分へ同様に処理するつもりです(涼しい時間に・・・)。

現状ではアルミの手摺りとアンテナのグランドは直流的には絶縁状態ですが、これで3.5メガでもバッチリSWRが下がります。
3mのラジアル一本で3.5メガのSWRが綺麗に下がることはなかなかありませんから、銅テープと平網線による静電結合が上手く動作しているようです。

もちろん直流的に導通させる場合でも、今回のように接触する面積を広くすることで、アンテナの動作は安定します。3mmネジに圧着端子で接続して安心してはいけません。
3.5で200Wで数分連続送信しても問題ありませんでしたが、今後もグラウンド処理を続けて接地抵抗を下げて、アンテナの効率をあげたいと思っています。

あ! 銅テープは貼り付ける接着剤が導通するタイプを使っています。銅テープを重ね貼りすれば導通が取れて便利です。
接着剤が絶縁タイプで、重ね貼りしても相互には導通しない絶縁タイプの銅テープもありますから注意してください。
絶縁タイプだとテープとテープの接点をブリッジするようにハンダ付けしないと導通しません。

このアンテナでZ21BB/21CWやC21YY/7SSBとQSOできました。

|

« Z21BB 21/CW | トップページ | ベランダホイップのグラウンド処理 »

コメント

久しぶりに書き込みさせていただきます。
スクリュードライバーを復活させたとのこと、今回のように全体を横倒しの状態で使用しても、機械的に問題ないのでしょうか?
私はSD-330を検討しているのですが、スクリュードライバーは垂直で使うのが前提で、水平にした場合にチューニングの機構に不具合が生じたりしないか少々心配です。

投稿: JF1HYG | 2011年7月17日 (日曜日) 21時50分

HYGさん
なるほど。確かに横倒しで使って平気かはわかりませんね。製造元が「横倒しで使うな」と言わない以上、問題ないのではないでしょうか?
スクリュードライバーを分解したことがありますが、機械的には縦でも横でも問題ありません。問題があるとすれば、コイル内部を上下する摺動子みたいなブラシ(?)の重みがコイルの下側だけにかかる・・・という問題だと思います。

それよりも、横倒し状態ではスクリュードライバーの内部に雨水が侵入しないように注意が必要です。
電源ラインを伝って雨水が内部へ侵入することがあります。今回は若干上向きにして防いでいる「つもり」です。

僕は使わない時は先端のホイップを取り外し、本体は直立状態(全体がベランダの内側)にしています。
あと、落下防止の安全ロープも必要だと思います。現在はボルト一本で止めているだけなので目下物色中です。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2011年7月17日 (日曜日) 22時36分

SD-330の説明書には「車体のしっかりした位置へ垂直に固定してください」と書かれていたので、水平設置は機構上無理なのか?と思いましたが、考えてみれば、「車に取り付ける場合は水平に固定すると*道路通行上危険だから*やめてください」という当たり前の注意書きなのかもしれませんね。

雨水の浸入と落下の問題に気をつければ、機構上特に問題はなさそうとのことですので、あとはアマチュア無線家としては「何事も実験」の精神で臨むことになりそうです。(あともうひとつ、購入のためのお金の問題を解決しないといけませんが。hi)

投稿: JF1HYG | 2011年7月18日 (月曜日) 19時04分

HYGさん
SD-330は本体が2分割されていますよね?コイルのカバーが上下に動くタイプだと思います。
このタイプは上部のカバー(とカバーに取り付けたホイップ)がスッポ抜けするようなことがないか確認してみると良いと思います。
逆ネジに回すと外れたような記憶があるんですが・・・。

僕の使っているHi-Qは一体構造でパイプを嵌め込んでいる固定ネジが外れたりしない限りバラバラにはなりません。
一度分解した時にHi-Qのスクリュードライバーの構造は理解しました。

投稿: JI1ANI / 福井 | 2011年7月18日 (月曜日) 21時00分

お返事ありがとうございます。
SD-330の実物はお店で見ただけなので、どうかな?
すっぽ抜けするような構造だと気をつけなければいけませんね。
今後注意して見てみたいと思います。

投稿: JF1HYG | 2011年7月20日 (水曜日) 22時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/494/52220414

この記事へのトラックバック一覧です: スクリュードライバー設置中:

« Z21BB 21/CW | トップページ | ベランダホイップのグラウンド処理 »