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2011年8月14日 (日曜日)

世界初? たった1球(だけ)のマイクアンプ

音創り研究会のマイクアンプキット開発は、各自がイロイロなコダワリを持って行うことろが面白いところです。回答は一つではありません。

実は昨年から「1球だけのマイクアンプ」ってテーマが研究会にあるんですけど、キット開発をしていく上で「1球だけ」どころか「1球の真空管だけ」ってより厳しいレギュレーション(?)でもできるのでないか?と思って作ってみました。
Dms07tt
昨年、CQ誌に発表されたDMS-06HAYAアンプ(改)を土台に更に改造。

回路は使ったコンパクトロンのヒーターが6.3Vなので、それに併せてヒーター回路を変更している点と、DMS-07Tの2本の双三極管の1本はパラ接続なので、今回はパラではなくシングルで使っています。

つまり三極管を3本つかいます。コンパクトロンには1本の真空管に三極管ユニットが3個内蔵された3重三極管が存在し、今回使っています。
オーディオ的な回路は今回キットで発売するDMS07Tと同じです。

僕の実装技術がイマヒトツのため、ハム音が完全に取れてはいませんが、トータルゲインも45dB程度取れていますし、ゲインも手前のボリュームで自由自在なのはDMS07Tの回路のお蔭です。

冷静に考えると15Vとかの笑っちゃうようなB+の1球増幅器で45dBって・・・・凄いことかも?

音質は回路がDMS07Tと同じですから同じ「傾向」。でも、真空管が違うので音質は違います。
いい音・・・と言いたいところですが、まぁ、普通の音です(爆笑)。
あ、決して悪くないです。本当に普通です。
でも、聞き較べすると、やはり研究会メンバー総掛かりで、探しにさがしてめぐり逢った真空管を使ったDMS07Tの方がいい音に聞こえますねぇ。

1球アンプはオーディオの世界では珍しくもなんともありません。でも、オーディオ回路にトランスもオペアンプも使っていない1球アンプは・・・・・非常に珍しいと思います。
オマケにB+が15V程度って常識外の電圧で使っていますので、今回製作したマイクアンプは世界初と言える・・・・のかな??

なお、この1球マイクアンプは音創り研究会ではDMS-07TT(TT→トリプル・トライオード)と名称も頂きましたが・・・・

1.真空管(とソケット)の単価が高い
2.真空管はデッドストックのみで在庫に不安がある
3.音質的に普通(爆笑)
との理由からキット化していません。

そんなわけで、ハムフェアでは音創り研究会の開発の歴史(?)として展示させていただきます。
コンパクトロン、頭がツルンとしているので、ラグチューしながら頭を撫ぜるには最高なんですけど、音が普通なんですよねぇ・・・・。

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コメント

これ、可愛いですね!
以前に、1球だけでラジオ製作って本を読んだことありますが
それの球でしょうか?
ケースもいいですね。

投稿: JK1HIX 森田 | 2011年8月15日 (月曜日) 07時32分

森田さん
1球ラジオも同じコンパクトロンを使っていますが、確か3/3/5極の3ユニットだったと記憶しています。
今回は3/3/3極の3ユニットですので、3極管3本分が1本に纏まったタイプです。12AU7の3極管ユニットが3ツと考えて差し支えありません。
米国でテレビ用として生産されましたが、時代的には半導体のちょっと前のわりと新しい時代(?)の真空管です。
背丈が低くてずんぐりむっくり・・・ほんと可愛いヤツです。クリアトップですからヒーターの光が良く見えるのも◎。実は最初は見た目で選んだのです。ホントですよ。
使えてヨカッタ。

投稿: JI1ANI/福井 | 2011年8月15日 (月曜日) 12時31分

1球ラジオのとはちょっと違うのですね。でも同じコンパクトロンとのこと了解です。「見た目」って大事だと思います。今後もFBな
企画を期待しています。

投稿: JK1HIX 森田 | 2011年8月15日 (月曜日) 13時20分

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