0.3ppmの24.576MhzTCXO
eBayで入手した金色の0.3ppm高精度TCXOの周波数を測ってみることにしました。普通のTCXOは10~5ppm程度、高精度で1ppmですから0.5~0.3ppmはTCXOとしては特別仕様に相当すると思います。
ちなみに水晶発振回路だと50ppm程度だと思います。
0.3ppmのTCXOは2個入手しました。過去の経験から安価なTCXOは不良というか誤差が大きいものが多かった経験からの経験則です。
電圧は5Vで出力に15pFをパラるとのことですから、その通りにブレッドボードで仮組して計測してみました。
周波数はHz以下の単位まで計測したいので、今回は周波数カウンターの外部基準周波数にルビジウム発振器の10Mhzを入れてます。誤差はミリHz単位になるはず。
でも僕の持っている周波数カウンターは9桁だから細かいところは不明ですが・・・。
写真は計測した2個のうち悪い方で24576007.0Hzと7Hzのズレ。ppmは百万分の1ですから1ppmは24.576Hzです。
0.3ppmということは7.3728Hz。
ふむ。さすが金色だけあって0.3ppmの範囲内ですね。もう一個は24576003.5Hzで誤差0.15ppm程度。アタリのようです
位相雑音はIC-7800のスコープでみましたが、両方とも一般的なTCXOと比較して◎でした。そりゃOCXOやルビジウム発振器には及びませんけど、TCXOとしては綺麗な部類。
周波数の正確さよりも位相雑音特性の方が音質に影響を与えると僕は考えていますが、これなら合格です。
涼しくなったら工作しようと思っています。
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