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2011年9月19日 (月曜日)

DDコンバーターTeraLink-X2の改造

最近のPCオーディオの流れは、いかにPCの発するノイズから逃げるのかというのが大命題。
PC内蔵のサウンドカードよりもUSB接続のサウンドユニット、サウンドカードでDA変換するなら、外付けのDAコンバーター・・・みたいな感じ。
Teralink_x2
今の流行りのスタイルはPC→USB接続のDDコンバーター→DAC→プリ・メインアンプ・・・って感じでしょうか?DDコンバーターはPCの中のデータをそのままS/P DIFなどのフォーマットで取り出す装置です。

DDコンバーターは最近人気で音質面でも評価の高い海外製品は結構なお値段。でもちょっと遊んでみたいなぁ・・・・と思ってTeraDac社のTeraLink-X2を入手しました。総額$70程度。円高ですから5,000円って感じで驚異のコストパフォーマンス。海外通販もケース代だと思えば怖くない

届いたTeralink-X2の中身を記念撮影してからセットアップ。メーカーの写真と実際の中身の写真で部品が違うのは承知済。先日紹介したUSB-ISO経由でPCに接続、X2のS/P DIF同軸出力を手持ちのDACに入力。DACの出力でBOSE M3を鳴らしています。

出音で「あいい音」ってすぐに判りました。

かなり良い音です。とってもフラットに低域~超高音まで一直線って広がりと、高い解像度を感じます。
ただ、解像度が高いと勘違いしちゃうようなギシギシした音が混ざっているのも事実。でも5000円の投資としては大成功ですね。

でも中身を見てから聞いたので、そのギシギシしている原因だろう積層セラミックコンデンサが気になって気になって・・・・これってエージングでどーなるものではありません。
せっかくリッピングから気合入れてfoobar2000で苦労してWASAPIで出力しているのに・・・・

「え~~~い、とっかえだぁ~」

まず基板を見て回路の概略を掴みます。X2はUSBパスパワーと外部電源対応しているので、電源回路は2通り。外部電源は5Vの3端子レギュレーターで安定化して、デジタル回路用に3.3Vレギュレーターへ、USBパスパワーは5Vはそのまま、後は同一の3.3Vレギュレーターって流れです。

外部電源はコネクタ直後に電解コンを通してから5Vレギュレーターで安定化して大容量電解コンの3連発で蓄電していて、シルクは100uFx3=300uFだけど、実際は270x3=810uFが入っています。
憎らしい黄色の積層セラミックは3端子レギュレーターの出力にそれぞれ100uFが入っている模様。入力側も10uFのチップ電解コンです。

Teralink_mod そこで電解コンはOSコンへ交換と思ったのですが、積層セラミックは小さいので太めのOSコンは無理。そこでOSコンの次に音質面で僕が信頼している東信の音響用電解コンへ変更しました。5Vの大容量電解コンは電圧に余裕がないけど6V1500uF一発へ交換。

写真を見れば載せ変え方法は説明不要でしょう。部品取りにはハンダしゅ太郎が大活躍でした。

で、再度聞いてみると・・・・あはは、これはもう別物です。

気になったギシギシしている部分が消えて、とっても滑らかでシルキー。ピアノの和音も綺麗に聞こえるし、音の定位感も向上しました。
こりゃぁ5千円の音じゃないなぁ~~。部品代と工賃で1万円としてもTCXOは元のママだし、USBパスパワーでこの音。そりゃぁUSB-ISO入れていますけどね。

いゃぁ、久しぶりに良い買い物(?)しました。TeraLink-X2は元のママでも結構いい音出しますし、改造すれば更に良くなる素性の良いDDコンバーターでコストパフォーマンスがとても高いです。

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