見た目が綺麗なホットケーキの焼き方
ホットケーキは焼き方次第で出来上がりが全く違ったモノになります。
僕は昔からホットケーキが好きで、結構な頻度で焼きますが・・・・温度管理が難しい。
熱したフライパンを濡れ布巾で冷やして・・・・と作り方には書いてありますが、それは手順に過ぎません。
大切なのは焼いている時の温度。毎日焼けばいいのでしょうけど、なかなか綺麗に焼き上がりません。
160度程度に保って片面3分が目安ということですが、160度が難しいのです。
先日ガスコンロに天ぷら用の温度管理スイッチが付いているのに気がつきました。
160/180/200度と3種類に温度設定できるようです。天ぷらはほとんど作りませんので、この機能は使ったことがありませんでした。試しに160度に設定してホットケーキを焼いてみると・・・・
いゃぁ、大成功
クッキングタイマーで3分、表面にプクプクと泡が出てきてから慎重に裏返して、更に2分程度焼くと、上手にホットケーキを焼くことができました。
ホットケーキの粉の箱の写真のような2段(表・裏)がふっくり膨らんだ、見た目も綺麗なホットケーキが失敗なく焼けます。
ガスコンロって進歩しているんですね。炊飯スイッチで上手にお米が炊けて、電気炊飯器よりも美味しいので春からずっとご飯はガスコンロで焚いていますが・・・・。
ガスコンロくん、頑張っています。
ガスコンロの温度調節機能を使ってホットケーキを焼く方法は東京ガスのサイトなどで紹介されているので、既にご存じの方も多いのではないかと思います。
全面均一なきつね色にするには・・・・
焼く前にフライパンに油を塗りますが、生地がフライパンにへばりつかない程度に油があれば十分です。炒めものではありません。
フライパンに油が浮いている状態だと、油の濃淡がそのまま焼き色の濃淡になります。
均一で綺麗なきつね色にするには、フライパンに敷く油を薄く均一にすることです。余分な油はクッキングペーパーで拭き取るようにすると上手く行きます。
クッキングペーパーは菜箸やトングで扱いましょう。熱い油がしみこむので指をヤケドしないように注意してください。
これで160度3分で片面は上手に焼けるハズ。
問題は裏面です。
裏面も綺麗に全面きつね色にするには、最初に焼く時間がポイントです。160度3分です。見た目は「まだ早い、もうちょっと焼いてから」と思う状態で、生地はまだ流動的な状態。
この状態で一気にひっくり返します。
ゆっくりひっくり返すと、まだ固まっていない生地が流れていびつなホットケーキになっちゃいます。
ひっくり返す前に十分に焼いてしまうと、焼いていない側の生地の表面が硬くなり、ひっくり返して焼いたときに焼きムラができちゃいます。
焼きムラができないように焼くためには、生地の表面がドロドロした状態で一発でひっくり返す必要があります。
見た目だけなら食べる時に見える片側だけ、全面綺麗なきつね色なら問題はないわけですが、やはり両面とも綺麗なきつね色のホットケーキは見た目が綺麗ですし、もちろん、食べたときの味もふんわりして◎です。
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