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2011年9月24日 (土曜日)

USBケーブルの自作

DDコンバーターとPCを接続するのはUSBケーブル。USBケーブルの中を高速デジタルデータが流れるわけです。無線やってればわかると思いますが、これはもう高周波です。当然ながら細い電線だと高い周波数で減衰するわけです。

したがってUSBケーブルで音が変わる・・・・と、新たなUSBケーブル沼に嵌まるオーディオマニアが続出中です。実は僕もUSBケーブルはUSB-ISOに付いてきたオマケの細い2mのUSBケーブルを2本(PCとUSB-ISO間、USB-ISOとDDコンバーター間)使っているわけで、気になっていました。
オーディオマニア的にはオヤイデの純銀線でケーブル自作・・・・なんてことになるわけですが、一応無線家ですし、その手前で冷静に考えることにします。
Usb_mod_cable
同軸ケーブルは短かければ短いほど良いわけです。ということはUSBのオス・メス変換アダプターでケーブルレスで機材を直結すれば良いじゃん・・・。
って思って変換コネクターを探しましたが、そんな馬鹿なことを考えるのは僕だけのようで、そんな種類の変換コネクターは存在しないようです。
まぁ、実際に変換コネクターで機材を直結すると機材が浮いたり、コネクターに無理な力が掛かりそうですから現実的ではないかも・・・・・。

ということで、USB機材間を接続するUSBケーブルを15cmくらいに短くすることにしました。

USBコネクターは千石で入手できます。手持ちのUSBケーブルの中から太めのケーブルで作られたしっかりしてそうなものを選び、コネクターの両端から15cm程度でカット。
カットした端にコネクターを取り付けると、1本のUSBケーブルと1組のコネクターで、短いUSBケーブルが2本作れます。
自作USBケーブルの先達の解説通りに進めて、ピンアサインさえ間違えなければ作業は簡単です。

細めのUSBケーブル2m×2本を自作の太めのUSBケーブル15cm×2本に取り替えて聴いてみると・・・・・。

うん。良くなったなぁ・・・・・。
高域の伸びが良くなってスケール感が増しました。それに全体的に音の定位が良くなったように感じます。
でも、効果がプラシーボでもいいんです。PCの後ろでトグロ巻いていたUSBケーブルがスッキリしたので、気分的にはそれだけで◎です。

今回は高級ケーブルで自作するのもいいけど、その前に「極力短くする」ってのが基本じゃないかなぁ・・・と思った次第。でも、実はDDコンバーターからDACまで3mのCS受信用同軸で作った自作のS/P DIF同軸ケーブル使ってます。
次はコッチも短くしてみるかな?
無線の同軸とデジタルオーディオのケーブルは短い方が絶対に良いです。

しかし、デジタルオーディオって、ほんとコロコロ音が変わるよなぁ・・・。なにがホンモノなのかさっぱり分からなくなっちゃいます。
なんとなく限界を感じるなぁ・・・いくら頑張っても音そのものを記録しようとしたアナログのアプローチと違うからなぁ・・・・

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